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017.愚痴の後は知恵を出す。マイナスとプラスの調和があれば良い

著・三松會 占心行動学塾長  脇田尚揮   ■LINE公式アカウント■
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何かに取り組んでいて、それが報われないときについ口をついて出る“愚痴”。世間一般的には良くないこととして認識されがちですが、果たしてそうでしょうか。愚痴が出てくるということは、少なくとも何らかの想いを持っているからこそと捉えることもできます。

ただ問題は、その想いを達成するための途中経過で愚痴が出やすいということです。戦国武将・武田信玄の言葉に、「一生懸命だと知恵が出る、中途半端だと愚痴が出る、いい加減だと言い訳ばかり出る」というものがあります。

確かに目の前のことに無心になっていれば、知恵がどんどん出てきます。自分では知らないことでも頭を下げて教えてもらえることもあるでしょう。でも、愚痴は努力の量が足りなくて八方塞がりに感じたり、理不尽さに文句を言いたいときに悪態として出てくるもの。

つまり愚痴が出るということは、中途半端な努力をしているということなのです。愚痴を言うこと自体は、そう悪いことではありません。でも、その後は徹底的に知恵を出す努力をしましょう。そうすれば、愚痴も起爆剤に転じるはず。

マイナスは必ずプラスで調和させるようにすれば、愚痴も些末な過程のひとつに過ぎないのです。

Q.あなたはどんなことに愚痴をこぼしやすいですか? 解決策をどう模索していますか。


17.占心行動学の醍醐味は複数の選択肢を探すことにある