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097.適正かつ適切な給与に対する心構えは、行動量と忠義心、創造力で算出

著・三松會 占心行動学塾長  脇田尚揮   ■LINE公式アカウント■
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適切な給与体系を整備することは、企業経営を安定的に行う上で重要なポイントになってきます。適正収入と言えば、普通その人の年齢や業種・スキルなどを踏まえて、その価値に見合った賃金のことを指すと言えます。

給与が適正であれば、働く人のモチベーションの維持・向上や人材確保や定着の促進、そして人件費のコントロールなどにも繋がります。経営者はそこを理解したうえで給与決定をしているはずですが、働く人の給与に対する不満がなくならないのはなぜでしょう。

恐らくそこには“金額そのもの”への不満ではなく、周囲と比べて同額であるのに自分だけが責任を担うような仕事をさせられていると感じたり、自分の人事評価が自己評価(思い込みも含む)に比べて低いといった、内的比較が原因であるケースが多いのではないでしょうか。

しかし経営側からすると、相応の金額を支給しているのにまだ少ないのかと疑問符が出てきてしまいがちです。そのギャップを埋めるために大切なのは、年齢・業種・スキルといった外的要因だけに目を向けるのではなく、行動量・忠誠心・創造力といった内的要素にも着目することかもしれません。

これは労使に共通のことかもしれませんが、少し古い言い方だと会社に対する忠誠心は誠実な姿勢と裏切らないという安心感に繋がり、信頼し合って仕事をする土台になります。そして創造力は自分の頭で考える能力を、行動力は思考やミッションを形にするパワーです。

これらは可視化することこそできませんが、適正・適切な給与をはかる上で非常に大切な内的要素なのです。

Q.あなたは自分の給与を適正だと思いますか? それはなぜでしょう。


97.人生における自分の使命に「自己超越欲求」を組み入れる