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178.100点も0点もあり得ない。自己採点で何点なのか出せれば必ず成長する

著・三松會 占心行動学塾長  脇田尚揮   ■LINE公式アカウント■
公式本『占心行動学~運と命と自己超越の煌めき~』Amazonランキング2位


この世の中に完璧な人間がいないのと同時に、不完全な人間もまたいません。人として生を受けているということは、それだけで生きる価値があると言えるのです。むしろ“生かされている”とも言えるのかもしれません。

仕事でも趣味でも、これから何かにチャレンジしようというときに、自分の心の中で「これは無理」や「あれなら楽勝」など決めつけてしまった経験はありませんか。果たしてこの観点は、思考を停止させ可能性を奪ってしまう恐れがあります。

特に良くもなく悪くもない、というときに「可もなく不可もなく」という言葉を使いますよね。この由来は古典の『論語・微子編』の孔子の発言にあります。ここでは、自分の意志を貫いて世を捨てた人物たちと比較して、自分のことを「可も無く不可も無し(ある生き方だけを良いともしないし、ある生き方を悪いともしない)」と述べています。

これは、極端に走らず調和のとれた状態を尊ぶ孔子の生き方を述べた内容です。また、禅語においては「無可無不可」と表し、自分の判断で決めつけず何事にもまっさらな“中道”の精神で向き合うことの重要性を説いています。

初めから何も決めないという自由を心の中に持っていると、自分の在り方を“自己採点”できるようになります。そうすると◯か✕かに縛られることがなくなるため、まずやってみようという好奇心や挑戦心を削ぐことなく取り組めます。

このように決めつけを捨てることで自己採点できるようになれば、きっと何事にもチャレンジする機会に恵まれ成長できるはずです。

Q.やる前から決めつけて損をした経験はありますか。反面、決めつけずにやって良かった思い出は?


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