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129.周囲の協力、目に見えない助力を味方につける唯一の性分は「熱意」

著・三松會 占心行動学塾長  脇田尚揮   ■LINE公式アカウント■
公式本『占心行動学~運と命と自己超越の煌めき~』Amazonランキング2位


説得するのが上手な人にはどんな特徴があるでしょう。適切に情報や数字を提示できたり、根回しが上手だったり、人好きのする魅力を持っていたりといろんなタイプがいますよね。でも、最も人の心を揺さぶり動かすことができるのは、熱意ある人ではないでしょうか。

熱意のある人は周囲を巻き込んで、さらに熱を帯び大きなうねりを生み出すことができます。それはその人の物事に対する意気込みの強さが、周囲を感動させ感化させるだけのエネルギーがあるからだと言えます。

熱意は“命の輝き”とも表現できるもので、自分の人生(持てる全て)を使って何が何でも成し遂げようと打ち込む姿勢に核があります。例えば、想像してみて下さい。甲子園を目指して一生懸命野球に打ち込む球児たちの姿を。たとえ野球にそこまで興味がなくても、何故か応援したい気持ちになりますよね。これが熱意「エンスージアズム」の魔力です。

エンスージアズムとは、直訳すると“意識の転送”とされます。普通、考えたり思っているだけでは人の意識は相手に伝わりません。しかし、強く願い、望み、行動を起こすと、不思議と想いが伝播し共感するようになるのです。

このエンスージアズムを孕んだ熱意の影響力はとても強く、周囲の身近な人たちの協力から始まり、離れていて耳にした人たちの助力、ひいては天(世間)までをも動かすケースも少なくありません。こうなるともはや、社会全体のモーメントにまで発展していくでしょう。

そのため、もしもあなたが誰からの協力も得られない中、自分の成したいことをやり遂げたいと思うなら、とことんのめり込んで熱意をもって挑んでみましょう。そして、筋道立てて身近な誰かに熱く語るのです。

きっとその熱は誰かの心を震わせ、思いもかけない助力が得られるはずです。

Q.あなたが熱意をもって取り組んだものは何ですか? その時、協力は得られましたか。


29.学問としての占いとスピリチュアルな占いを分けて考える