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232.自分の中に眠る深層ペルソナを育てることにより、人格が磨かれ才能が芽生える①

著・三松會 占心行動学塾長  脇田尚揮   ■LINE公式アカウント■
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一人の人の中には実は様々な人格が眠っていると言えます。それは会社の経営者で考えると、社内では厳しい社長という顔と家庭では優しいパパという顔、そして友達に対してはバカを言い合える存在として表に出す自分が変わってくると言えば分かりやすいかと思います。これはあたかも「仮面」のようですよね。

ここで心理学の世界に「ペルソナ」というフレーズがあります。これは心理学者ユングが提唱する、人間の外的側面を表す概念。もともとは“仮面”を意味する言葉でしたが周囲に見せる自分のことを意味しており、人が持つ様々な人格の一面を表すものです。

ペルソナには、表に出るメイン人格「これが自分!」というパーソナリティである「表層ペルソナ」、意識的な努力で育てることが可能な幾つかの潜在的サブ人格「深層ペルソナ」、そして抑圧された自己である「シャドウ(コンプレックス・ペルソナ)」があります。なお、このシャドウは自己嫌悪に結びつきやすく相手の中に見つけるとそのまま他者嫌悪にも繋がるもの。否定せずコントロールすることが大切になります。

さて、これらペルソナを柔軟に切り替えることができれば、何が起こるでしょう。あなたの中に様々な人格すなわち才能を育てることに繋がり天運を高められるのです。

しかしここで問題が生じます。それは、深層ペルソナには鍵(固定概念)がかかっているということ。その鍵(柔軟性)が無いと才能を発揮して運を高められません。

そこでペルソナ・マネージャー(管理人)を自分の中に置くことが大切になります。これは表に出す人格の切り替えをしてくれて、意識的に育成する人格のことです。

(続く)

Q.あなたが表で見せている自分はどんな人ですか? その奥に眠る自分にはどんな人格が眠っているでしょう。


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