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デロンギマグニフィカマニア

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デロンギ社の全自動マグニフィカエスプレッソマシンの抽出ユニットや電磁ポンプの交換からジェネレーターやユニットレールの分解清掃まで様々なレベルのDIYユーザーに対して情報公開してい…
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2021年5月の記事一覧

グラインド時間が2秒程度と短いデロンギ全自動マシン

ESAM1000SJマシンの動作検証したら珈琲ミルの時間が2秒程度で終了し、珈琲抽出するも、薄くて飲めたものじゃない。 ダイヤル設定を見ると抽出量は中央、珈琲豆量も中央でOK。おもむろに珈琲ミルのダイヤルを見ると時計方向に回しきっており荒い設定なので中央に戻す。 それにしてもミル時間が短くなるのは考えられないので、リセットを試みる。 ACコンセントを抜き、下段右から1つ目と2つ目のボタンを同時に押したままACコンセントを挿して、おもむろに押しているボタンを離す。 グラ

エラーランプが点灯しウントモスントモ言わないデロンギ全自動マシン

ESAM1000SJのこのエラーの大半は抽出ユニットが上がりきっている場合が多いので今までは底パネルを外して手動で降ろす作業で8割方の修理ができた。 今回はリセット手法で対応してみた。 なんとまぁ、あっけないほど簡単に抽出ユニットが降りてきた。 ESAM1000のリセットには2つの方法がありますので、どちらが有効かは想定できるものの、皆さんは2つの方法を試みることをお勧めします。これで底パネルを外して手動で降ろす作業から開放されることはビギナーにもハードルが低くなるので

デロンギ全自動マシンの珈琲抽出の量が少ない・遅い・しない

タイトルどおりの症状の場合のDIYチャートを示そう 1)電源を入れても珈琲豆は挽くが珈琲を抽出する段になるとウントモスントモ言わない。A)YESの場合は2)へ、B)の場合には3)へ 2-1)95%の確率で電磁ポンプのコイル部分がイカれた。確認方法は電磁ポンプを取り出しAC100Vをポンプに直結しても蚊の鳴くような音か無音。電磁ポンプを交換⇒『マグニフィカ電磁ポンプULKA EP5』3800円で販売しています。 2-2)5%の確率で流量計の故障。2-1)の確認をするとカン

ESAM1000シリーズの初期版と後期版について

ESAM1000シリーズは途中で進化しています。私は初期ものと後期ものと分けていますが、その内容を説明します。 誰もが分かる違いは珈琲豆投入口にネジがあるか無いかの違いです。ネジが無い方はミルの形状も変更されています。ネジで留める必要が無くなったので、ミルの手が3本から1本に減少しています。 変更された理由の詳細は不明ですが、私は次の変更が大きく関与していると推察しています。一般ユーザーでも分かる変更はカス受け形状の変更で左側がえぐれています。 えぐれている理由は、ミル

病的な潔癖症がデロンギ全自動エスプレッソマシンを壊した

フリマサイトである方が約2万円でエスプレッソマシンの中古を販売していた。その商品の説明は『珈琲液がトレイに流れ込む』だったので故障原因に興味があり購入してみました。 その結果はあまりにも酷い惨状で私が過去経験した例とは違い、大量に珈琲液がトレイに流れ込みフロントからの珈琲液は薄く少ない。まずは原因究明とジェネレーターを分解していくと・・・ これではまともに珈琲抽出なんてできない。人為的に罪の無いマシンを壊したのだ。この在り処は・・・ 内部は内部でもマシンの奥深くの抽出筒

ECAM23210のリセットあれこれ

ECAM23210の抽出ユニットの誤認識によって起動できない不具合の解消方法は、いつものデロンギ社のやり方の流れでした。 1)ACコンセントを挿したままを確認 2)背面の主電源ボタンをOFFにしてあることを確認 3)フロンパネルの『洗浄ボタン』と『スチームボタン』を両方押したまま背面の主電源ボタンをONにする 4)数秒後に突然モーター音がするので、おもむろに3)のボタンを二つとも離す 5)一連の抽出ユニット移動の動作音がして静まり最後はフロントパネルのLEDランプが

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デロンギコンパクトモデルのオーバーホールのモデル動画

DIYビギナーはビギナーなりに、私のような修行中のものにはかなり勉強になるオーバーホールの詳細動画です。 私にとってはユニットレールのメンテナンスの具体的手順が本当に勉強になりました。