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町のピアノ教室♪悩み多き導入指導

10年ほど前からプチ・わかーるピアノのグループレッスンを行ってきました。

ところが数年前から、AからBへの移行がスムーズにいかなくなった。
原因はアナログ的なことが極端に苦手になっていることだと思う。
教育、発達、脳科学の専門家でもなく、一ピアノ指導者としての意見だが。

♪5本の線を数えることが出来ない
目が泳いでしまう子は多かったが、手で触りながら数えてもずれていってしまう。

♪楽譜のページを開くことが出来ない
〇ページを開いてと言っても、どっちにめくるのかが分からない子や、1ページずつめくれない、最初と最後を行ったり来たりする子もいる。また本をしっかり開くため、真ん中にアイロンかけてと言ったり、後ろに折ってから開いてみてとやって見せても出来ない子もいる。(力が入らない様子)
ちなみに数字は読めているが、順列が分からないようです。

♪蛇口をひねる?
これは直接レッスンに関係ないが、当教室は20年以上続いている古い教室の為、昔ながらの蛇口をひねるタイプだが、「蛇口って何?」「ひねるってどうやるの?」「硬くてひねれない?」子続出。
「蛇口をひねる」は死語らしいです(笑)

♪筆圧が弱い
教室には公文鉛筆を置いているが、4歳でも持てない子も多いし、〇を書くことも、四分音符のたまを黒く塗ることも難しい。

♪手が広がらない
これは小学生にも多いが、一本指👆(この絵の状態)では弾けるが、手を広げたまま✋(この絵の状態)で指を1本ずつ動かすことが出来無い。これは5指を動かせと言ってるのではなく、手を広げたまま2の指だけを使ってピアノを弾くことが難しい状態です。

何だか最近、ピアノを教える以前に手を使って遊ぶ、手遊び教室をやった方がいいんじゃないかと悩む。

昔は紙相撲で指を動かしたり、おはじきで指で弾く動きを覚えたり、指先で力をコントロールして遊びました。

教育上お勧めは出来ないけれど、古いパチンコは親指を使って玉を弾いて遊んでいました。

こんなおもちゃで、指先を使って弾く感覚を覚えさせれば、もう少しスムーズにピアノ導入できるかな?



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