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災害研究者の手帖

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災害研究者の視点で綴る日々の記録
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#自然災害

神戸と阪神淡路大震災

1995年に発生した阪神淡路大震災は、 神戸という街を、否応なく新しい歴史の流れに巻き込んだ…

災害研究者が新型コロナウィルス感染症について考えてみた(6)新常態への移行を阻む…

コロナウィルスによる新規感染者数が大幅に低減してきている。最近でこそ、東京都の感染者数が…

災害研究者が新型コロナウィルス感染症について考えてみた(5)私達がマスクを脱ぐ日…

5月25日、1ヶ月以上続いた緊急事態宣言が解除となった。 5月14日、8都道府県を除いた39県で緊…

災害研究者が新型コロナウィルス感染症について考えてみた(4)感染症における経済被…

5月4日、政府は緊急事態宣言を1ヶ月程度の延長することを決定した。新型コロナウィルスの感染…

災害研究者が新型コロナウィルス感染症について考えてみた(3−2)感染症と危機管理…

(続き) 5.感染症管理サイクルから見た日本政府の対応これまでの政府による新型コロナウィ…

災害研究者が新型コロナウィルス感染症について考えてみた(3−1)感染症と危機管理…

1.危機管理のサイクル災害による被害が社会的な現象であるならば、被害軽減に向けて社会的な…

災害研究者が新型コロナウィルス感染症について考えてみた(1)はじめに

「2020年、世界各国で新型感染症による死者が多発し社会が大きく混乱する。」 もし、令和は良い時代であって欲しいと素朴に願っていた頃にこの警鐘を聞いていたとしたらーー。それでも、いざ現実を目の当たりにすれば、いかに人間の想像力が乏しいものなのか思い知らされることになっただろう。 2020年の始まりと共にその名が知られるようになった新型コロナウィルスは、瞬く間に世界各国で存在感を発揮するようになった。ジョンズ・ホプキンス大学のThe Center for Systems S

災害研究者が新型コロナウィルス感染症について考えてみた(2)感染症による被害はど…

1.新型コロナウィルスの「被害」4月13日。世界における新型コロナウィルス感染拡大が止まら…