マガジンのカバー画像

災害研究者の手帖

16
災害研究者の視点で綴る日々の記録
運営しているクリエイター

#コロナウィルス

災害研究者が新型コロナウィルス感染症について考えてみた(6)新常態への移行を阻む…

コロナウィルスによる新規感染者数が大幅に低減してきている。最近でこそ、東京都の感染者数が…

災害研究者が新型コロナウィルス感染症について考えてみた(5)私達がマスクを脱ぐ日…

5月25日、1ヶ月以上続いた緊急事態宣言が解除となった。 5月14日、8都道府県を除いた39県で緊…

災害研究者が新型コロナウィルス感染症について考えてみた(4)感染症における経済被…

5月4日、政府は緊急事態宣言を1ヶ月程度の延長することを決定した。新型コロナウィルスの感染…

災害研究者が新型コロナウィルス感染症について考えてみた(3−2)感染症と危機管理…

(続き) 5.感染症管理サイクルから見た日本政府の対応これまでの政府による新型コロナウィ…

災害研究者が新型コロナウィルス感染症について考えてみた(3−1)感染症と危機管理…

1.危機管理のサイクル災害による被害が社会的な現象であるならば、被害軽減に向けて社会的な…

災害研究者が新型コロナウィルス感染症について考えてみた(1)はじめに

「2020年、世界各国で新型感染症による死者が多発し社会が大きく混乱する。」 もし、令和は良…

災害研究者が新型コロナウィルス感染症について考えてみた(2)感染症による被害はどこから来るのか

1.新型コロナウィルスの「被害」4月13日。世界における新型コロナウィルス感染拡大が止まらない。CSSEが報告する世界の感染者数は1,807,939人、死者数は112,241と、たった一日で7万人以上の感染者と5千人以上の死者を新たに記録するに至った(日本は感染者数6,748人、死者数108人)。 事態の深刻化に伴って、感染症対策への関心も高まっている。週末の報道番組では、東京都を中心に感染者数が高止まりしていること、感染経路を追えない症例が増えていること、院内感染が新たな