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黄色のホットパンツで踊るキュートなリンジーに対抗できるのは、往年のMEGだけだ!(オススメMV #141)

こんにちは、吉田です。
オススメMVを紹介する連載の141回目です。(連載のマガジンはこちら)

今回は、今朝リリースされたばかりのホットなオススメMVを紹介します。
リンジー・スターリングというアーティストのMVなのですが、今までリンジーのMVは「スゴイ」と思うものはあったものの、お気に入りのMVはなく、この連載で紹介することはないだろうと思っていました。
しかし今回、楽曲も映像もいい意味で期待を裏切られた(期待を大きく超えた)MVが公開されたため、急きょ予定を変更してお届けする次第です。
前回のヘイラの回も予定を変更した内容でしたが、2週連続で繰り越しになってしまいました...)

まずはそのオススメMVをご覧ください。
リンジー・スターリングの「Survive」です。どうぞ!

暗闇に炎、そしてガラスを割る場面から始まり、ダークな映像が続くと思いきや、一転明るいダンスシーンに切り替わり、そのまま最後まで一気に駆け抜けるテンポのいいMVです。
何といってもサムネイルにもある、黄色のホットパンツをはいたリンジーはじめ女性キャストが踊る場面が印象的ですね。

リンジー・スターリング(Lindsey Stirling)はUSのアーティストで、見ての通りバイオリニストなのですが、ソングライターでもありダンサーでもあるマルチなアーティストです。
2007年にYouTubeから活動を開始したというまさに今どきのアーティストですが、2009年に「America's Got Talent」というテレビのオーディション番組で一躍有名になったのが24歳の時というから驚きです。(ちなみに、現在まだ37歳で、まだまだこれから大活躍しそうです)
彼女の特徴は、バイオリンを演奏しながらバリバリのダンスを踊るという普通に考えたらありえないパフォーマンスですが、実際のライブ映像で観ると「本当にやってるんだ...」と驚くことしきりです。

その唯一無二とも言えるリンジーですが、多くのMusicVideoをYouTubeで公開しており、そのほとんどが「スゴイ!」というべきパフォーマンスであるものの、私との相性がイマイチなのか再見するMVがなく、楽曲単体でも聴くことはないため、あまりご縁のないアーティストでした。

しかし、今朝リンジーのこの「Survive」のMVを観てから、今までのリンジーのMVとは違い、既に何度も繰り返し観ています。
もちろん、上にも書きましたが暗い映像から始まって明るいダンスシーンに切り替わったあと、最後まで一気に見せてくれるテンポの良さもあり、かつリンジーを筆頭にキュートな女性キャストのダンスが素晴らしいという点もありますが、それにもまして楽曲自体が今までのリンジーの楽曲の中でもトップクラスに素晴らしい(というか私との相性がいい)からではないかと思います。
つまり、楽曲も映像もクオリティーが高く、そのマッチングも良いため、良質なMVとして仕上がっているということです。

なお、「Survive」は、昨日リリースされた7thアルバム「Duality」に収録されていますが、このアルバム「Duality」からは既に3曲が先行リリースされており、YouTubeでもMVがアップされています。
しかし、MVも楽曲自体も「Survive」がダントツ素晴らしいと(私としては)思っており、リンジー一番のヒット曲になるのではないかと勝手に推測しています。

また、「Survive」には「Walk Off The Earth」というアーティストが客演していますが、実は私としてはお初のアーティストで、調べたところカナダのグループのようです。
まだまだメジャーとは言えないグループですが、楽曲、映像共にリンジーとの相性が抜群なのは「Survive」のMVを観ても明らかです。

さて、この「Survive」のMVでの黄色いホットパンツをはいたリンジーは最高にキュートで、なかなかこのリンジーに対抗できるアーティストはいませんが、私の中ではひとりだけ対抗できるキュートなアーティストがいます。
それは、「MEG」という日本の女性アーティストですが、以前この連載でも紹介したことがあるので、ご興味ある方は過去回をご覧ください。(MEGさんが登場する過去回はコチラ⇒「CAPSULEとMEG、どっちが好み?」

MEGさんの衣装を含む出で立ちやライブの演出はどれも最高で、「キュート」という言葉はMEGさんのためにあるのではないかとすら思えます。
「Survive」でのリンジーのキュートな黄色のホットパンツのインパクトに対抗できるのはMEGさんしかいないのではないかと確信しています。
特に、2007年リリースの9thシングル「OK」のジャケットでのコスチュームがインパクト絶大です。
スカートとは呼べない短いフリルを腰にまとい、赤いボーダーのパンツにすらりと伸びた足を惜しげもなく披露してくれているお姿は、一般世界ではありえない構図となっています。
YouTubeにオフィシャルの楽曲がアップされており、サムネイルでそのお姿を拝見できるので、紹介しておきましょう。

スゴイとしか言いようがないですね。
ここで皆さんに誤解していただきたくないのは、MEGさんは決して露出高い系のアーティストではなく、この衣装は稀なケースであり、ほとんどは露出が高くないものの最高にキュートなお姿をされている稀有な方であるということです。

参考までに、MEGさんのオフィシャルYouTubeチャンネルで公開されているライブ動画でオススメがありますので、ぜひご覧ください。
MEGの「甘い贅沢」です。

何度観てもキュートなお姿は色あせることなく感動を与えてくれます。
2000年代に韓流の女性アイドルグループが一世を風靡しましたが、私自身全く興味が沸かずスルーしてしまい、今も変わっていませんが、それはMEGさんという究極とも言えるアイドルを知ってしまったからかもしれません。
ちなみに、MEGさんが唯一無二なアイドルである所以(ゆえん)は、他者にプロデュースされるMEGとセルフプロデュースしているMEGをうまく融合させている点と思っており、そのバランスが他のアイドルには見られないからではないかと自己分析しています。
話がメチャクチャ逸れてしまったので、元に戻しましょう。

紹介するリンジーのMVが1つだけというのも寂しいので、2つのMVを紹介して締めさせてもらいましょう。

1つ目は、カントリー調の楽曲にあわせてハイテクウェスタンとでもいえる映像のMVですが、今見てみたところYouTubeの視聴回数がなんと4億回を超えているというから驚きです。
リンジー・スターリングの「Roundtable Rival」です。

凝りに凝った映像に加えてリンジーの演奏しながらもキレッキレのダンスが秀逸なMVです。
カントリー調の楽曲とウェスタンの映像がマッチしていますね。

よくできたMVなのですが、不思議と再見することはほとんどなく、今回久しぶりに観ました。
しかし、このMVを最初に観たときにある製品に目が留まり、それで記憶に鮮明に残っていたのですが、その製品とはヘッドホンです。
AKGというオーストリア発祥のマイクとヘッドホンのメーカーで、このMVで悪役が着けているヘッドホンがAKGのK240という名機と呼べるスタジオモニターヘッドホンです。
実は1975年に発売開始された初代のK240を持っているのですが、購入したのは1978年前後、私が中学生の時にコツコツためたお金でステレオ機器を購入する際、今は亡き父が「買うならいいのを買え!」と貯めたお金より多くのお金を足してくれて、購入したステレオ機材のひとつがこのAKGのK240なのです。
ドライブユニットの周りに6つの増幅膜があるという特殊なヘッドホンで、この初代機以降はコスト削減のために普通の構造に戻ってしまい、いわば名機中の名機とでも呼べるのではないかと(勝手に)思っています。
パッドは途中で交換しましたが、今でもきちんと動いており、やはりいいものは長持ちするな...と思いつつ、父のことを思い出しながらたまに使っています。(ちなみに、ONKYOのD-5というスピーカーも、ウーハーのエッジは交換しましたが、現役バリバリで使っています)
またまた話がそれましたので元に戻しましょう。

最後のMVはコチラ。
リンジー・スターリングの「Elements」です。

YouTubeのサムネイルにもある炎をバックにリンボーダンスばりのポーズで演奏したり、豪雨の中での演奏やピーターパンのような衣装で森の中でなど様々な場所で演奏するリンジーが印象的なMVとなっています。

今回の今朝リリースされたばかりのリンジー・スターリングのキュートなオススメMVはいかがでしたでしょうか。
「Survive」のMVでのキュートなリンジーをご覧いただきつつ、可能であればMEGさんのMVもご覧いただければうれしい限りです。(オフィシャルのMVはありませんが、「OK」のMVがオススメですので探してご覧ください。キュートなMEGさんに出会えること確実です)
勢いで書いてしまったため散文的になり、かつリンジーの話よりMEGさんの話のほうが長くなってしまったようにも思いますが、ご容赦ください。

ではまた次回に。

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