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時差ボケと腰痛、脚痛、そして酷暑と不眠に悩まされる。
アイルランドから帰って1週間だが、ひどい時差ボケに悩まされている。帰って2~3日はそれほどでもなかったが、4日目を過ぎた頃から、寝ても1時頃に目が醒め、それから5~6時まで仕事をして、再び2~3時間眠るという生活が続いている。深夜に仕事をするのは眠れないからで、完全に時差ボケである。
加えて、この湿気の多い暑さである。アイルランドが例年に比べても寒く、朝方は6~7度だったのに比べると、気温差がいきなり30度近く。真冬から酷暑の夏にいっきに引きもどされた感じで、体がついていけない。さらに加えてアイルランド旅行の途中から持病の腰痛がひどくなり、また坐骨神経痛なのか右脚がつったようになり、まともに歩けなくなってしまった。
旅行中はどうにかゴマかしていたが、15日にもどった途端に痛みがひどくなり、とうとう昨日は医者にいくことに。やはり飛行機による長時間の移動と、アイルランドでも車で10日間、約1000マイル、1600キロほどを走ったせいもあるのだろう。私は運転していたわけではないが、助手席で絶えずスケジュール確認等をしていた関係で、余計に体に負担がきてしまったのかもしれない。
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10日間移動しながら16ヵ所の蒸留所を回って取材する…。若い頃なら普通だったかもしれないが、さすがにこの年になるとこたえる。腰も脚も、そして眼も限界を超えていたのだろう。ということで、無事に帰ってこれたことは良しとしないといけないが、帰ってからの時差ボケ、そして腰痛、脚の痛み、しびれに連日やられている。しかも眠れない日々が続いているのだ。
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といって、休むわけにもいかず、帰国翌日から連日ミーティング三昧、来週に迫ったTWSC授賞式のためのミーティング、そしてその日までに間に合わせないといけない2冊のガイドブックの最後の編集作業、さらに次号ガロアのミーティング、(一社)日本ウイスキー文化振興協会(JWPC)の進行チェック、ホームページ立ち上げ、マクアケによるクラウドファンディングと、決めなければならないことが山のようにあり、それもあって眠れない日々が続いている。もちろん、9月のウイスキー検定の問題も待ったなしで、眠れない日々を利用(?)して、その作業も開始した。3級・2級・JC級である。
今月末から来月アタマにかけて一番の大仕事はTWSCの授賞式だが、それが終われば8月3日には北海道に飛び、余市、苫小牧、そして中標津、厚岸の取材と、北海道フェスが待っている。さらに9月上旬には中国取材もやるかもしれず、その準備にも入ったところだ。足や腰が痛いとも言ってられず、取材やインタビュー、テレビ収録、そして講演依頼が山のように来ていて、今、ひとつひとつ、それらに対処しているところだ。これでは時差ボケでなくても眠れない…。
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そんな中、アイルランドに行っている間にガロアの45号も無事出版され、ナツメ社の新しい本(ウイスキーを楽しむ教科書)も刷り上がってきた。TWSCの2冊ガイドブックも無事校了したし、ウイスキーコニサークラブの会報誌『コニサー倶楽部』も、入稿してしまった。新潟日報に連載していた全10回のコラムも無事すべて掲載されたし、夏からはJALの機内誌の連載も始まる。
ジャパニーズウイスキーのイヤーブックの重版も好調に売れていて、そろそろ2025年版の編集にも着手しないといけないが、その前に進めていた中国版の翻訳も終了間近で、8月中には2024年版も中国語バージョンを出版できる予定だ。ガロアのアイリッシュの原稿が終われば、本格的に中国の蒸留所取材も開始しようと思っている。手始めに、9月の訪中なのだが…。
少なくとも、時差がそれほどないアジアの取材は、イギリス、アイルランド、アメリカに比べれば、まだマシかもしれないと思っている。
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