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コニサークラブのためのオリジナルボトル…

 ガロアの校了が終わって一段落つきたいところだが、イヤーブックの執筆・校正が待ったなしとなっていて、朝から晩まで、その作業に没頭している。昼過ぎからはウイ文研の事務所に行かなければならず、一度中断。根を詰めてやっているせいか、体のフシブシが痛い。眼もかなり悪くなっていて、昨日は午前中に眼科医、そして夕方から歯医者に行く。
 
 ミーティングも相次いでいて、昨日は眼医者と歯医者の合間に、東洋佐々木ガラスさんとミーティング。コニサークラブ限定で、オリジナルボトルを出したいと思っていて、できれば瓶型を統一したいと思っていたが、それはあまりに最低ロット数が多すぎることが分かり断念。そのかわり、今あるボトルを数種類見せてもらった。
 
 瓶型の統一と同時に考えているのが、二酸化炭素軽減につながるボトルの軽量化。いわゆるSDGsを追求したボトルだが、すでにそれもあることが分かり、実現に向けて大きく前進した手応えを感じた。あとは中身のウイスキーをどうするかだが、年内にも企画書を作り、アプローチを開始したいと思っている。
 
 先日、アイラ島のブルックラディが定番のクラシックラディで、この計量ボトルを出して話題となったが、これからのウイスキーを解く鍵のひとつが、このSDGsボトルだと思っている。実現には時間がかかるかもしれないが、目指すのはコニサー限定の、いわゆるソサエティのようなボトルシリーズだ。それも、ジャパニーズでやりたいと思っているのだが。
 
 もちろん、フェス限定のオリジナルボトル、ウイ文研オリジナル、そして検定合格者限定ボトルなどは今までどおりで、もう少しグラバーボトルが続くことになる。東京フェスのオリジナル限定ボトルは5種で、これは11月1日から抽選の申し込みを開始した。さらに2月11日(日)に行われるウイスキー&スピリッツフェスティバルin横浜の、オリジナルボトルの選定も進んでいて、10月最後の土日で、江井ヶ嶋、八郷のサンプルを計12種類ほどテイスティングした。その中から選ぶのは、各1本ずつである。
 
 イヤーブックの作業も連日続いているが、次号のガロアの仕込みにもすでに入っていて、巻頭のアイラ特集、各社のインタビューなどのコンテンツ、スケジュール調整も待ったなしだ。直接次号のガロアとは関係ないが、11月2日からは石垣島に飛び、石垣の6ヵ所の泡盛蒸留所を訪ねる予定でいる。これは2024年3月12日売りのガロアで、その時には焼酎・泡盛も特集しようと思っている。ちょうどTWSCの焼酎の審査も始まっている頃でもあるからだ。
 
 その後、11月4日には石垣から那覇に飛び、5日の日曜は、4年ぶりとなる沖縄フェスで、そのブース出展、セミナーの準備もこのところ毎日のように続いていた。とにかく、石垣・沖縄の取材、フェスの5日間である。

11月10日発売『ウイスキーガロア41号』


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