アレフ(オウム真理教)はアレフと名乗らず近づいてくる。Part4

こんにちは。
前回は、アレフは仏教の話も混ぜてくるとお話しました。

今回は、なぜオウム真理教のことを知りながら
入信してしまうのか?についてです。

キーワードは、「観念」になります。
観念は、物事に対する考え方

マインドセットと言われたりバイアスと言われたり
ビジネスで聞かないことがなくなっていると思います。

アレフの仮装講座が進むと
「観念」についての講座が展開されます。

講座の内容の前に奴らの人間観についていうと
「善業(光)が1割、悪業(闇)が9割」
「貪り、嫌悪、無智」をはじめとする煩悩を満たすことしか考えなくなった。
だから、修行をして善業優位にならなきゃいけない。煩悩を破壊しなきゃいけない。と言います。

この人間観を道場に行く前に叩き込まれます。

ツッコミたいのが「もしそれが本当ならもっと犯罪や戦争が起きていないか?」ということです。

とにかくこの世界は、危ない。と叩き込まれるのです。

観念の講座では、
みんなが思い込みやすい代表的なものを
取り上げています。

「ワクチン」「警察」「メディア」などです。

ワクチンの資料では
「ワクチンは、安全と思い込んでいるけど
それは観念で危ないものだよ。」と
子宮頚がんのワクチンでの被害を
取り上げてワクチンの危険性を訴えていました。

奴らの論理では
「ワクチンは、人を救うものではなく製薬会社の
儲けの道具と化した。」と言います。

実際のところどうなのでしょうか?
これは難しいところです。

子宮頚がんのワクチンによって被害にあった方もいるからです。

その是非は別としてとにかくこの世界を否定する物の見方を植え付けてくるのです。

次は、「警察」です。
「警察は、税金を無駄遣いする奴らだよ。」と
警察内部の人間が書いた内部告発の本を引用した資料を読まされます。
「税金を使って、呑み屋に行く」
「ありもしない事件を作り上げる。」実際にあった事件です。
など警察が悪者だというのを植え付けられます。

考えたいのが、たしかにこのようなことが起きてるのは事実だとは思います。
しかし、少数のはずです。
「少数」を「多数」であるかのように伝えていくのです。

警察が「悪者」と植え付けた後
「地下鉄サリン事件」を取り上げてきます。
アレフと知る前です。

地下鉄サリン事件の実行犯は
「サリンが、入った袋を傘でつき刺して破った」と言われています。

これがおかしいというのです。
「有毒すぎるサリンを傘でつき刺したらそのつき刺した人が死ぬじゃん。」と。

また、サリンは「無色・無臭」であるそうなのですが「近くにいた人が臭いがする。」と証言しており
おかしいと。

また、サリンを作ってたとされる
「サティアン」の工場の規模でサリンを作るのは無理だという資料が出てきます。

「地下鉄サリン事件は、警察のでっち上げかもしれない。」と締め括られます。

ここまで聞かされると
何を信じればいいのか分からなくてなってしまいます。そこをつけ込んでくるのです。

「真理」(オウム真理教の教義)を信じなさい。と

洗脳の流れはこうです。
「人間は、善業(光)1割、悪業(闇)9割である。」

「よって警察も政府もおかしくなる。」
「この世界はおかしい。」

「修行によって、善業優位にしよう!」
「悪業を浄化しよう!」「煩悩を破壊しよう!」

国やメディアを悪くいう習性は
オウム真理教時代から変わっていないようです。

奴らは、「地下鉄サリン事件」の反省をしていません。

講座中は、「アレフ」と聞かされません。

講座中に、「危なくない。」「大丈夫だ。」
と思わせてアレフに入信させるのです。

非常によくできた洗脳方法です。

次はなぜアレフが「麻原彰晃」を未だに信じるのかを書いていきます。

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