お金だけがない

友だちもいるし
恋人だっているし
そのうえ妻もいる
子どもまでいたりする

という歌詞は、クスッとでもニヤッとでも笑ってもらえればいいのだけど、もしかしたら不寛容な今のこの世の中では怒られてしまうのかもしれない。そう思いつつ動画を上げたのだけど、今のところイイねが74、ダメだねは0だ。良かった。こう書いたからと今からbadボタンを押したりはしないでほしい。

たぶん「お金だけがない」ということについても、それを楽観的に捉える人もいれば悲観的に捉える人もいるんだろう。この歌を貧乏人の歌と捉えるのか、心豊かな人の歌と捉えるのか分かれるだろう。

お金は何かを得るための手段であって目的ではないはずなのだけど、今の世の中では何より一番の目的になってしまっている。宵越しの銭は持たねえって感じの江戸時代とは違うのだ。宵越しの銭があったら積立NISAへどうぞと言われそうだ。けどもしかしたらバブルの頃はそんな江戸っ子のような感じだったかもしれない。給料日が近くなるとみんなパーッと使い切っていたような気がする。そのお金を積立NISA(なんてなかったけど)にでもしておけば今頃はホクホクだったかもしれないが、それは後から言えること。あの頃が楽しかったのだからそれで良かったのだ。お金は貯められても喜びはとっておけない。

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