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「名画のように」とアップデート
この歌を作った2000年代中頃にはネットで映画を観ることはなくて、DVDをレンタルして観ていた。買うには高くて、一本5,000〜15,000円ぐらいしたんじゃないかなあ。はっきりと覚えていないんですけど。
だから古い作品とはいえ、コンビニや本屋さんでDVDが安価で売られているのを見たときには感慨深いものががあった。うれしいとかうれしくないとかではなく、時代が変わったんだなと思った。「ぴあ」等の情報誌で調べて映画館に足を運び、今のようにきれいでも居心地が良いわけでもない座席に座って観た映画が、こんなにお手軽に自分の部屋で観れるようになったのだ。
そして今ではもっとずっと安く、お手軽に、毎月500〜2000円ぐらいで何本でも映画やドラマやアニメを家で観れるようになった。
という誰もが知っているようなことをくどくどと書いたのは、2番の歌詞を
昔 映画館で何度も通って観た映画が
1980円で売られていたりする
どこに行こうとも どの街を歩いていても
心の空白(スクリーン)に映る君の姿
としてしまったからだ。この歌は昔の恋を歌ったものだけど、この歌自体が昔のものになってしまった。なんならそこの歌詞を
昔 映画館に何度も通って観た映画が
たったの500円でどこででもスマホで観れる
どこに行こうとも どの街を歩いていても
手のひらの空白(スクリーン)に映る君の姿
とアップデートしたっていいのだけど、なんか気持ちの入り方が違ってきてしまいそうなので、やめておきます。
名画のように
君はもしかしたら本当は
いなかったのかもしれないね
僕が作り上げた幻かもね
君がいた形跡はどこに残ってないから
記憶は現実だ だって痛いから
映画のように いつまでも残る
忘れようにも 毎日夜中に
再放送さ 名画のように
昔 映画館で何度も通って観た映画が
1980円で売られていたりする
どこに行こうとも どの街を歩いていても
心の空白(スクリーン)に映る君の姿
記憶は現実だ だって痛いから
映画のように いつまでも残る
忘れたくても DVDに
なっていたりする 名画のように
記憶は現実だ だって痛いから
映画のように いつまでも残る
忘れようにも 毎日夜中に
再放送さ 名画のように
うまく歌えなかったですがよろしければ。
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