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モノ申す!

一言モノ申したいことがあります。
ここで私が記事として書いても何も変わらないでしょうし
読まれる機会も少ないと思います。
でも、言っておきたい。

ゴルフには
メジャー大会と位置付けられる試合があります。
国内だと
「日本オープンゴルフ選手権」
「日本プロ選手権」
「日本ツアー選手権」
となります。
この中でも
「日本オープンゴルフ選手権」は
「ナショナルオープン」と言われ
【日本で一番のゴルファー】を決める
歴史と伝統と名誉のある大会です。

「日本オープン」
「日本女子オープン」
「日本シニアオープン」
と行われます。

文字通り「日本一」を決める大会となりますので
出場は基本的には
「全てのゴルファー」
が対象となります。
※但し、技術力の関係上アマチュアはハンデキャップで上限(ん?下限?)が決められています。

女子も、シニアも
年齢、性別に仕切りがありますが
日本一を決める大会となります。

地区予選→決勝予選→決勝大会(本戦)
と行われて日本で一番が決定します。
先日書いた記事でもそのエントリーについてふれました。

前置きが長くなりましたが
ココから今回の記事の本題に入りたいと思います。

モノ申す!
と書きましたが、
「これでいいの?」
という想いがあります。
クレームではなく、仕組みの変更が必要なのじゃないかと思うので「提言」ということで読み進めていただければと思います。

私に起こった事ではないのですが…

4月に入り、ナショナルオープン地区予選のエントリーが開始されました。
前回の記事にも書いた通り手順を踏みエントリーをします。

様々な情報などをスマホやPCを使い記入して
いざエントリーボタンをというところ
最後に
「あなたの参加資格を選択」
という項目があります。

ざっくり言うとまずは
「アマチュアゴルファー」
「プロゴルファー(賞金目的)」
というカテゴリーに分類されます。
試合に出場していたりレッスンを行っている人などは
当然ですが「プロゴルファー」という分類。
ゴルフは「宣言」することでプロとアマがわかれますので
ゴルフで収入を得ている場合は「プロ」となります。

プロとして出場する場合の「参加資格」ですが
・TP会員又はTCP会員(プロゴルフ協会の会員)
※TP(トーナメントプロ) TCP(ティーチングプロ)
・2023年以前、QTセカンド以降出場者
・海外PGAライセンス
・協会が認めた者
という分け方で、その中から「参加資格」を選択するのです。

私は「過去のQT出場」というカテゴリーに入りますので参加資格というならその部分に入ります。

問題を感じるのはこの辺りから…
プロは「宣言」でなれるのです。
この「宣言でのプロ」は個人のモラル的な部分にゆだねられているというのが大きいと思います。
※私、個人的にはこのあいまいな状況もいかがなものかと思ってはいるのですが、ここではそれは別と考えて進めます。

大前提として、ナショナルオープンへの出場ということで言えば
プロかアマかで参加資格に違いがある。ということです。
日本で一番を決めるオープン競技である限り「全てのゴルファーにチャンスがある」のであるはず。
また、そうしないと真の日本一を決めるということにはならないはず。
プロとしてレッスンを生業としていても各種団体のライセンスでレッスンをしているゴルファーもいます。
正規非正規だとか善悪はここでは別として「プロ」としてレッスンをおこなっているゴルファーは意外と多くいます。
PGAだけでなく認定団体やゴルフ場やグループなど様々な「レッスン」の資格で生業にしているプロゴルファーがいます。

レッスンだけのゴルファーも多いですが、自身の技術も向上させ「年に一度くらいは」と自分の実力、というか現在地みたいなものを確認したいと考える人もいて、そうした人は、誰でもチャレンジできる「ナショナルオープン」は年に一度しかないチャレンジの場だったりします。

しかし、この「誰でもチャレンジできる」ということには大きな壁が立ちはだかっていることになります。

実質、PGAのライセンス保持者かQTセカンドエントリー者にしか挑戦する権利はないということになります。
関係各所へ問い合わせても、上記のカテゴリー以外からのエントリーは叶いませんし、アマとしてハンデを取得することもでません。
よって、ナショナルオープンしいてはゴルフ業界においては
「プロでもアマでもない宙ぶらりん」
の人が存在する形になっています。

このような状態を知ってか知らずかそのままになっています。
レッスンをしていて自分の技術も上がってきたからチャレンジしたい!
過去にプロ活動していたがチャレンジしたい!
といった人は蚊帳の外。
もちろん「決まりだから」「今までもそうだったから」というのも理解できますし、「チャレンジしたかったらライセンス取得すれば」というのも理解できます。
ただ、現実的な話をすれば…。

小さな頃や若いころからゴルフをやっている人だけが出場できるってことなのでしょうか?
ナショナル「オープン」を掲げるなら
「誰でもチャレンジできる」
のが当然な気がします。
なにも、100切れないくらいのアベレージゴルファーにチャレンジさせろ。
というわけではありません。

アマチュアの出場条件に「ハンデキャップ」があるなら
せめてプロの枠にも「技術のライン」を決めたらどうなのか?と。

プロとして活動してるならプロ、でもJGA「が」プロと認める資格がないから出場できない。かといってアマチュアとしてハンデをとることもできない。よって、地区予選でも出場できない。

というのは、なんだか解せない見解なんですよね。

オープン競技は誰でも参加できる。
日本オープンはゴルファー日本一を決める競技。
というなら、だれでも参加できるようにしてもらいたいと感じます。

そうして初めて「ゴルファーの一番を決める」ということになるんではないかと思います。

ぜひ、来年以降の変更を期待します。

〇〇団体のライセンスはOK
○○協会のAクラスはOK
出場資格がないプロはハンデ取得でOK
などなど、もう少し臨機応変お願いしたいです。

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