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東京マラソン2024出走記録(レース編)

レースから2週間も経過してしまったので、そろそろ記事を投稿したいところと思いつつ書いています。思ったよりも書くことが多くなり、シリーズ?3つ目となりました。
前回、直前から当日朝の話を綴りましたが、今回はレースの状況と今後の課題感を書きます。
(前も書きましたけど、ただの鈍足ランナーの備忘録です)

1.レースの状況

(1)スタート~5キロまで

スタート後、スタート地点まで7分くらいかけて、のろのろと移動します。ランナーが多すぎて、自分のペースに上げられないので体を温める感じでジョグだと思いつつ、スタート地点を通過して、徐々にペースを上げていきました。入り1キロは5:25なので、結構ゆっくりです。その後、2キロ通過くらいから、人は多いもののペースを作って走れるようになりました。しかしながら、5キロ市ヶ谷までは下り勾配が続くので、ペースが上がりすぎないように注意しつつ進みます。ここから4:50くらいのペースで巡行状態。
5キロ手前で知り合いの応援を受け、改めて気合が入ります。

(2)~10キロまで

5キロから10キロは、外堀通りから水道橋で白山通りに入り、神保町で靖国通り、神田須田町で中央通りに入って、上野広小路の先で折り返すまでのルートです。5キロ進むのに何本も通りを変えるので、通りが変わるたびに街の雰囲気も変わり、変化に富んだセクションです。ここも4:40~50くらいで巡行します。給水が下手で、給水の時にどうしてもスピードが激減してしまうのと、人を避けるために無駄な左右移動をしているため、一定ペースをキープするのは少し難儀でした。10キロ地点でアミノ酸を注入します。顆粒なのでやや取り込むのが難しかったです。この補給も課題です。

(3)~15キロまで

10キロから15キロは、中央通りを日本橋まで行って、永代通りに少し入って、茅場町の交差点で新大橋通りに入り、浜町までです。よく走る界隈なので次のポイントまでどれくらいかが感覚でわかります。この区間はあまり記憶がないですね。淡々と走っていた感じですね。

(4)~20キロまで

この区間は浅草を巡り、蔵前橋を渡るところまでです。途中でトップランナー達とのすれ違いがあり、興奮しました。颯爽と走っていきましたね。こっちは相変わらず大人数で進んでいきます。ペースは変わらず4:50くらいです。20キロ地点である蔵前橋で2回目のアミノ酸を注入します。橋の上り勾配だったので、注入タイミングを間違えました(笑)

(5)~25キロまで

地元ルートを走るのがこのセクションです。清澄白河の駅を越えたところで妻の応援を受けて奮起します。ペースは4:50付近で維持のまま巡行。このあたりまでは、余裕があった気がします。4:50をジョグ感覚でやれるようにと練習してきた効果が出ているのかもしれません。ハーフの場合だと、もっとアベレージタイムが早い設定なので、その分も余裕につながったのだと思います。

(6)~35キロまで

門前仲町で折り返して浜町まで戻り、銀座を越えて虎ノ門あたりまでがこのセクションです。30キロまではそこまで脚を使っていない意識でやってきたので、30キロを越えたところでじんわりペースを上げてみます。32キロから34キロは4:30で巡行です。計画通り、ネガティブスプリットでいく感じでした。ところが!35キロにさしかかったところで、左ふくらはぎに攣る予感がピキピキと。
そうなると、ハムストリングの疲労も感じられてきて、30キロからの脚のスタミナ面での課題が露見しました(泣)ロング走不足がここにきて影響してきたわけです。
35キロの給水ポイントで、知り合いがボランティアしているので、声をかけてエールをもらいます。いやー、応援って本当に力になりますね。

(7)〜ゴールまで

最後は増上寺前・芝公園横を通り田町の折り返しから丸の内のゴールまでです。この区間は、脚が動かなくなってきて、なんとかペースを維持しようと足掻いていた思い出があります(笑)
なんというか、脚を動かしてなんとかペースは維持できているのですが、体としてスピード感を感じられないという不思議な感じです。
でも、所々に配置されたカメラマンにはしっかりポーズ決めているので、追い込みが足りないですね。

1キロがすごく遠く感じて、最初とは1キロの重みが全然違います。脚も攣るような感覚が引き続いていたのですが、初フルマラソンということもあり、絶対に止まらないように、それだけを意識して、なんとかゴールしました。ラスト1キロ、石畳が長かったですね。でも、ああもう終わるのか、という感情も出てきて、ゴールの瞬間はちょっと涙しそうになりました。

結果、記録は3時間27分10秒ということで、サブ3.5達成です。
Fブロックから出走して、スタート時のロスが大きかった割には、いいタイムでした。

2.課題など

(1)練習メニューの工夫

終盤、30キロ以降でペースアップしようとしたときに、心肺は生きているのに脚がついてきませんでした。また35キロ以降は脚が回らない感じになりましたので、明らかに脚のスタミナ不足です。
この脚のスタミナ不足を解消できる練習メニュー、普段のジョグにロング走の積み上げをプラスしていく必要がありそうです。

(2)練習のしかた

ジョグ、といってもペース走のような速いジョグが多い状況がこれまででした。今後は、脚づくりやフォームづくり、フォームの確認につながるようなジョグを増やそうかと思います。
また、(1)にも通じるのですが、ロング走の設定タイムよりもどうしても速いペースになりがちで、そうなると強度が高く、翌日を休脚日とする結果になったり、場合によっては少し痛みが出たりするリスクがあるな、と感じました。ロング走は設定タイムをしっかり守って翌日の練習につなげ、継続して練習ができるように点ではなく、線で計画して取り組もうと思います。

3.次の目標

もう春なのでシーズンとしては終了だと思います。次のシーズンではPB更新、できればサブ3を目指していきたいと思いますので、そのための練習メニュー(といっても、そんな大層なことはできませんけど)を設定して取り組んでいこうと思います。

当面、脚のスタミナ強化と、スピードの向上、スピード耐久力の向上を目標にやっていきます!


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