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東京マラソン2024出走記録(準備編②)

前回、ロードバイクにドハマリしていた自分がなぜランニングネタに転向したのかや、自身のラン歴、東京マラソン2024(初マラソン)に出走するまでに行った練習などを書き綴りました。
今回は実際に出走した東京マラソン2024について、直前から当日朝の話を書きたいと思います。
(前も書きましたけど、ただの鈍足ランナーの備忘録です)

1.直前の練習など

(1)直前2週間くらいの動静

プライベートでの用事などを理由にして、なかなか30キロ走に取り組むことができませんでした。なんとなく、「30キロ走って怖い」という感覚があったのかもしれません。いや、やる気の問題ですね。まさに、「明日やろう、はバカやろう」です…。

いろいろな情報を見ると「30キロ走は本番前に数回はやっておけ」「直前の3週間前にもやっておけ」とありまして、意を決して重い腰を上げて取り組んだのが直前の3週間前の2月の連休でした。

30キロと言っても、ハーフはレース出走も含めて何回かやっていましたので、プラス10キロだしなんとか押し切れるはず、と考えてやってみましたが、見事に脚が売り切れ直前状態になりまして、ハーフとそれ以上の距離の違いを実体験するとともに、自分の脚のスタミナ不足を痛感することに。これで本番大丈夫か、と距離に対する不安が顕在化したのでした。

ちなみにこの時の設定タイムが1キロ5:15以内としており、実際には1キロ4:50くらいがアベレージでした。1キロ4:50はレースペースの設定タイムにする予定だったので、このペースで30キロ走れるかを試したいという気持ちが先走って、ペースがコントロールできませんでした。

後で書きますが、課題の一つとして、この練習におけるペースコントロールがあります。

(2)ラスト1週間

ラスト1週間は調整しなさいとどんな情報にもありますね。強度を落として、とかです。ワタクシの場合は、普段そこまで強度を上げて練習していない(と思っています)ので、特に強度を落としたりはせず、普段通りを心がけていつもの練習はしつつ、故障にも気をつけて過ごしました。

食事面では、3日前から断酒・断カフェインをして、食事はジャンクは避け、睡眠をしっかりととりました。

前日はEXPOで選手受付もあったので、休足日としました。

2.レース当日

(1)装備

レースで着用したものなどです。

・半袖ウェア(SAYSKY)
・ハーフタイツ(2XU)
・ドライインナー/スリーブレス(Rapha)※ロードバイクウェア
・ウエストウォーマー(モンベル)
・アームスリーブ(C3fit)
・カーフスリーブ(C3fit)
・キャップ(NIKE)
・ソックス(tabio)
・シューズ(ASICS)

・補給(アミノ酸(アミノバリュー・顆粒))

寒がりでお腹に来やすいので、ウエストウォーマーまで着用(笑)
ロングスリーブのウェアにしなかったのは、温度調整ができるようにです。場合によってはアームスリーブは手首まで下げて調整します。
シューズは、自分の実力に見合っていませんが、ASICSのメタスピードスカイ(初代)を選択しました。レース中心に100キロちょっと使って足に馴染んでいるため、これ一択です。

(2)朝 自宅から会場まで

朝は4時30分起床で朝ランで起きる時間と同じなので普段通りです。白湯を飲んで、リュックにシューズや着替え、タオルなどを入れます(前日にやらない派)。ひとしきり準備が終わったら、軽く体操をしてから朝ごはんです。朝ごはんは、お餅2つとご飯茶碗一杯。お餅は妻に磯辺焼きにしてもらいました。食後、アミノ酸(アミノバリュー・顆粒)も入れておきます。さらにコーヒー飲んでカフェインも注入です。3日前からカフェイン断ちをしていたので、体に染み込みます。

都庁前の会場には7時30分頃に着いておこうと思ったので、逆算して自宅を出発。新宿駅から10分程度は歩くことを想定して新宿駅には7時15分頃に到着です。想定どおり、ゲートまで10分強くらい。ゲートを通過したら、すでに多くのランナーが荷物を広げて着替えたりしていたので、その数の多さに圧倒されました。

ワタクシもいそいそと更衣室へ。ダウンジャケットの下にウェアを着込んで行っていたので更衣室に行く必要はありませんでしたが、いきなりダウンジャケット脱いで寒さにやられることを防ぐために、暖をとれる更衣室へ行ったのですが、大混雑であきらめて外で準備することにしました。更衣室は着替え終えたのに陣取って動かない方複数という状況で、少々マナー面での不快感ありでした。

多くの方が地べたに荷物を広げて準備をしているスペースに行き、私も同じように準備をします。ハーフの大会やその他の草レースに少し出ていたので、割とこのスタイルの準備にも慣れました。何事も経験が必要ですね。
周囲を見ると、あたふたしている方もそれなりに多かったように思いますので、大会自体が初経験という方も大勢いらっしゃるように感じました。

ワタクシは、前日に仕入れた100均のレインコートを着て、上からダウンで防寒です。いったん荷物預けまではこのスタイルでキープ。
その後、知り合いに合流して写真を撮ってからダウンを脱ぎ、荷物に詰めて荷物預けのトラックまで行きつつ、整列場所付近のトイレに並びます。トイレは意外?にも10分と待たずに使用できたので特にストレスはありませんでした。たまたまでしょうか。

整列場所は陽があたらないので少し寒い気がしましたが、みんな一緒と思って8時すぎから整列。整列前に少しドリルで体を慣らして、整列場所でも軽くその場でできる体操をして体をほぐしておきました。
ここに到達するまで、結構スムーズに準備できました。事前に予想していた人の多さになかなかスムーズに準備できないという状況とは、ある意味正反対です。東京マラソン自体が回を重ねて、運営に熟練しているのと、スタッフ数が多いことがそれにつながっているのかもしれません。

なお整列位置についてですが、ワタクシは申告タイム4時間ジャストで「Fブロック」スタートだったので、結構後ろです。夏の申し込みの時点ではそれもクリアできるかわからないくらいだったので…。

9時ころになると、前に詰める感じで列が動いたので、その時点でレインコートはコース横の衣類受け取りにパス。結構進んで、数100メートル程度進んだでしょうか。都庁前の大通りに入る交差点付近でスタートを待ちます。

さあ、いよいよスタートです。

(レース編に続く)





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