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外部院試で感じたこと(東工大情報通信系)

はじめまして、まもです。
この度、東工大情報通信系に合格することができたのでこの記事を書いています。院試の勉強方法とかについては、僕のブログをご覧ください。
今回は院試を通して感じたことを何の意味もなくつらつら書いていきたいと思います。
基本的に書いてあることは自分が合格した系について書いているということを前提に読んでください。

1. 院試は簡単

断言しますが、院試はしっかり勉強すれば東大の一部の超人気学科以外には合格することができるはずです。僕は東工大のレベルしかわからないのでもしかしたら違うかもしれませんが、東大院にロンダする友人も簡単だと言っていました。
僕の受験した東工大の情報通信系の筆記倍率は4倍程度だったので名前書けば入れるというレベルではないです。昨今の情報系学科の倍率はかなり上がっています。それでもある程度勉強すれば入れます。
どれだけ大学をサボっていても、4年生になる春休みから半年間しっかり勉強したら、運が悪くなければ大体合格できると思います。大学受験で東工大の情報理工学院に合格する労力に比べれば何分の一の努力でいいのかという感じですね。

私立に通ってる人や地方の国公立ではやりたいと考えている研究ができないことが多いと思うので、研究職として社会で働きたいと考えている人は外部受験を考えて見てもいいのではないでしょうか。
僕の友人にはとりあえず学歴コンプを治したいから受けているという人もいました。是非は置いておいて、似たような人は考慮してみてもいいのではないでしょうか。

2. 院試は簡単じゃない

とはいえ、ある程度勉強しないと受かりません。大学生は受験生のようにひたすら勉強だけをしていればいいわけではないです。多くの院試を受ける人は大学4年生なので、卒業研究もしなければいけません。僕は毎週発表のあるゼミだったので毎週毎週10ページ前後の論文を1つ読んで発表していました。そこまで多くないですが、毎週こなすのはそれなりに大変でした。

さらに、院試で一番キツいのはスケジュール面ではなく精神面です。大学受験の比ではありません。大学受験は落ちたら浪人ということですが、世の中浪人生ってのは掃いて捨てるほどいます。対して、院浪する人は日本に4桁、下手したら3桁もいないかもしれません。しかも、周りの友人は就職先が決まっていたり、自大の推薦ですでに院試を終えている人ばかり。つまり外部受験をする自分だけが進路が決まっていないという状況だということです。
世の中の「院試は簡単」という通説と相まってかなーり胃にキます。
僕は自大の院試にしっかり落ちたのでマジで胃にきました。不合格が判明して3日で5kg痩せました。院試ではメンタルとの戦いが一番大きいです。
周りで院試受ける人がいたらいつも通り接してあげてください。院試の話はかなりナイーブなので、気を遣ってあげてください。

院試を受ける人は、絶対友達と勉強した方がいいです。教えあうことで効率が上がると言うのはあるんですが、純粋に院試の悩みを共有できる友達がいるといないとではメンタルの安定具合が天と地ほど違います。別に同じ学科を受験する友人じゃなくても大丈夫です。公務員試験の勉強とかしてる人でもいいと思います。とにかく誰か頑張ってる人と勉強してください

3. 院試は辛い

外部院試は情報がないということがとにかく辛いです。
ネット上にある情報はかなり少なく、かつ信憑性も高くないですし、知り合いがいなければ情報を得られませんから、何を頼りに勉強すればいいのか分からないというのが辛い原因だと思います。
研究室訪問に行って、そこの方と連絡先を交換してもらうといいかもしれません。自分は交換することを忘れてしまっていたので、聞きたいことが生まれた時に非常に後悔しました。他の方はどうか分からないですが、自分は直接会った人であれば、多少何聞かれても邪険にしたりしないです。

4. 終わり

外部受験する方は頑張ってください。マジでただひたすらやるだけです。細かい話は僕のブログの方を読んでください。
結局この記事では言いたいことは、言われてるほど院試は楽じゃないって話です。外部院試受けて受かってから言ってほしいですよね。




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