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新任大学教員の方へ② 経営系は碩学舎『1から』シリーズを使うべし※ステマじゃないよ!

シリーズもの(?)なのに、①を書いてから、ちょっと時間が経ってしまいましたね。

おさらいすると、新任の大学教員は、下記の2つで苦労するというお話でした。

①手取り足取り教えてくれる人がいないし、分からないことがあっても誰に(どこに)聞いてよいのかわからない
②初年度の授業は、1から準備しなければならないが、これが想像以上に大変

今回は、②について書きます。

非常勤講師の経験がある方なら良いのですが、客員で数回授業を持った経験だと、10数回の授業をどうこなすかという問題があります。

広告業界にいた際に、「スライド1枚を1分で話すのが適度」と教えられてきましたし、実際にそれでやってみると適度なので、ほぼそれに従っていました。

大学では、だいたい1授業90分(私の勤務先では100分)で、私の場合は、赴任直後は6コマを担当しました。
講義だけでなく、雑談(と言っても、授業内容に関するものです!)や、演習も間に入れるので、1授業スライド100枚作成! なんてことはないですが、平均して1授業当たり60枚~70枚作成していました。

毎週、300~400ページのスライドを作ったわけですが、これが死にましたねぇ😨
さすがに、競合プレゼンレベルの凝ったものは作れないのですが、広告業界ならではの(?)スライドのデザインやレイアウトに凝る癖が抜けず、不眠不休で資料作りをやりました(机に向かったまま、寝落ちしてしまうことも数知れず・・・)。

後で受講者から「そんなに凝ったスライド沢山作ってる先生は他にいませんよ」と言われたんですが・・・😢 

それはさておき、タイトルにある通り、経営関連の授業を持っている教員は、新任に限らず、碩学舎の『1からの〇〇』シリーズを使うと良いですよ!

この本は、入門書として優れているのはもちろんなんですが、教科書・参考書としても、最適なつくりになっています。

まず、章立てが全15章、つまり、半期の授業の回数に合わせてあるんですね。このシリーズを教科書にすれば、目次をそのままシラバスとして使うことも可能です。

それだけではなく、大学教員には、全巻電子書籍で献本してくれます(PDFファイルは大学教員であれば無償でDL可能)。
さらに、授業用のスライドも無償でダウンロードできてしまいます。
スライドは、一部、旧版のままになっていて、事例が古かったりはしますが、有用なものを取捨選択して、自分で適宜編集を加えて使えば、準備もかなり省力化できます。

大学教員は、専門領域ではない基礎科目を持たされたりもしますので、特にそういう科目では、このテキストが威力を発揮します。

碩学舎は、教員向けのセミナー(これも無償)を定期的に開催していますが、これも有用です。

大学教員というのは、「個人商店」で独立性が高いですし、一つの大学に同じ科目、専門の先生がいないことも多いのです。

会社と違って、チームワークが成り立ちにくいのです。
逆に、人間関係に悩むことも少ないというメリットもありますが。

そうした中で、碩学舎の取り組みは、教育の領域で、大学を超えてナレッジシェアを図ろとする、素晴らしい取り組みだと思います。

経営学系の教員の皆様は、新任か否かに限らず、ぜひ碩学舎の書籍を有効活用していただきたいです! ※ステマじゃないですよ!

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