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新任大学教員の方へ① 早めに前任者に連絡取りましょう!

もう3月ですね・・・

大学は春休みに入っていますが、教員はシラバス作成とか、次の学期の授業やゼミの準備やらで、「完全に春休み!」というわけには、なかなかいかない状況かと思います。

4月から新しく赴任される先生もいるかと思いますが、初年度はかなり大変だと思います。
その辺は覚悟を決めて、できることはいまから着々と進めておかれることをオススメします。

大学教員も2年目になり、だいぶ事情も分かってきていますが、1年目は本当に苦労しました。
特に苦労したのは下記の点です。

①手取り足取り教えてくれる人がいないし、分からないことがあっても誰に(どこに)聞いてよいのかわからない
②初年度の授業は、1から準備しなければならないが、これが想像以上に大変

特に、コロナ禍では、教員・職員間の人的交流がしづらい環境になっており、第三者の力を借りづらくなっています。

これを解決するために、まずは前任者の先生に連絡を取られることをオススメします。

新規開講の口座でない限り前任者がいるはずですが、その方は、退官や移籍される先生か、在籍中の先生(受け持っていた科目を新任に移管)だったりします。

後者であれば、赴任後でも連絡を取れるのですが、前者の場合は、4月に入ると連絡が取りづらくなります。
定年退官された先生は「教育・研究から離れて、いよいよ悠々自適の生活だ!」と考えています(⁉)ので、特にその傾向があるでしょう。

連絡先が分からない場合(普通わからないと思いますが)は、事務の方なり、教務担当の先生なりに連絡先を聞いてみるのが良いと思います。

  1. 可能であれば、その先生から、

    1.過去授業のシラバスとスライドを貰う
    2.参考図書を貰う(移籍される先生はともかく、退職される先生は不要になる可能性も高い)
    3.その他わからないことを教えてもらう

ということをやっておくとよいと思います。

頼むのは気が引けると思いますが、これをやっておくとラクさがだいぶ違いますよ!!

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