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ちゅっちゅしたい…

数日前、私が高熱を出しPCR検査を受けに行かなければならず実家にJくんを預けに行く時のこと。

本来コロナ疑いがあるので実家に預けるのも良くないのだがクリニックで感染する可能性もあるし、どのくらい待つかも分からずどのような構造かもわからないところに待つのが苦手なJ君を連れて行く方がリスクが高いと判断。両親にもマスク着用してもらい一緒に食事をしないように、使った食器を洗ったらすぐ手を洗うようになど思いつく限りのことをお願いして預けることとした。

実家へ出発する時、分からないかなーと思いつつJくんにもマスクをつけることを説明。

「Jくんがゴホンゴホンして○○くん○○ちゃん(私の両親はおじいちゃんおばあちゃん呼びが嫌なので名前で呼んでいる笑)もゴホンゴホンになっちゃうと困るからマスクしてくれる?」

そうすると意外とすんなり「マスクする」とつけてくれたが直後にハッとした様子で「マスクしない」と。

やっぱだめかーと思いつつ「マスク嫌?」と聞くと

「ちゅっちゅしたい。マスクとりたい」とマスクした状態で親指を口元まで持っていきジェスチャー。

えええ。なにそれ。ちょーかわいい。笑

単純にひびきが可愛かったのもあるが、ちゃんとどうして嫌なのか自分で言えたことに感動した。今までならマスクは嫌だということしか言えず、下手すると癇癪を起こしていた場面なのだ。

ちゅっちゅしたい時は下ろしていいよ、ちゅっちゅ終わったらまたしてね。と声かけするだけで「分かった!」と納得し結局実家に到着するまでの15分くらい指しゃぶりはせずに過ごしていた。

検査を終えて迎えに行くと私の母から「ちゃんとずっとマスクして、ちゅっちゅ10回したらすぐマスク戻してたよと笑って報告された。

指しゃぶり自体はずーっと続いていて、無理矢理でない方法で辞めさせられないかとトライしたこともあったが眠い時と癇癪の後などにしていることが多く精神安定の意味が大きそうに見えるため今は好きにさせている。私も幼少期は指しゃぶりと特定のクッションを常に持ち歩くブランケット症候群系女子だったのであの安心感が何物にも変え難いものだと知っている。でも私も今はしてないし、何とかなるかなと思っている。それより安眠してほしいという切実な願いもある。笑

歯並びが!とか、もう4歳なんだから!とかより、指しゃぶりなんて小さい時しか見られないよなあ。あの、たまにしている指しゃぶり中のイケメン顔たまらなく可愛いしなあ。と思っている方が結局彼に優しくしてあげられる。歯並び悪くなったらパパのお小遣いを減らしてガッツリお金かけて矯正しようね!笑

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