見出し画像

2020年ありがとうございました。

こんにちは。マミーゴー代表の荻野です。
2020年も残すこと今日で1日となりました。

2020年を振り返ると、とても濃厚な一年でした。
一番は新型コロナウィルスの存在。
それによって、沢山の「決断」をした年でもありました。
その辺りを綴っていきたいと思います。

▼2020年の総括

いきなり結論ですが、2020年は会社にとっても、私個人にとっても素晴らしい一年になりました。

といっても会社へのコロナの影響はと言うと、、、正直なところ結構ありました。
この先どうなるのか、大丈夫か、と不安になったのも確かです。
ただ救いなのは、私にとって前年2019年がたくさんの試練があったので、それに比べれば、何とか乗り越えられると言う前向きな気持ちがあったことでした。
これを機に事業のこと、これからの方向性、メニューの改新、働き方などを見直すきっかけとなりました。

またプライベートでも、たくさんの変化がありました。新しい自分発見が出来たことも実りの一つです。


▼決断の連続

2020年始まって早々、新型コロナウィルスのニュースで埋め尽くされました。
まさか、こんなにも社会を始め、人の価値観を変えることになるなんて初期は想像もしていなかったです。
そんな中、新聞などのニュースを見て、毎回初めての判断を余儀なくされました。もちろん私だけでなく、世の経営者の方も同じですよね。。
本当に色々悩みました。周りの経営者の方や労務士さん、パートナーさんに相談しながらマミーゴー自身の判断をしていく。
スタッフを守りながら会社の業績を上げていく、これは本当に本当に大変な決断の連続でした。

その中でも決断した3点が下記となります。

①事業の選択と集中
②オフィスのサイズを1/3に
③働き方を変えた

それぞれの詳細は下記にまとめますが、結果的にこれらの決断は、良かったと考えています。(信じています。)

▼決断その①事業の選択と集中

2020年2月に一番の決断。それは「撤退」でした。
その約2年前から、企画書を作り、メディアも巻き込み、私のほとんどの時間を費やしていたプロジェクトがありました。プライベートの時間もほとんどそのことで頭がいっぱいな程。
やっと動きだしたのは2019年秋頃。年「億単位」の発注も約束されていました。
それが正式な受注が決定してからというもの、企画&営業フェーズでは想像しえなかった、苦難すぎる障壁が立ち向かってきました。
ちょうど一年前の今頃、私はこのプロジェクトを「進める」か「辞めるか」に頭を悩まされていました。結果、その時に出した答えは「進める」でした。
というのも「やらないでする後悔よりも、やってする後悔」の方がいいと思ったからです。

その答え通り、進めていきました。
しかし進める内に、いろいろな歯車が狂い出していきました。私は育児も家事も手につかないほど追い詰められていったのです。
(※お客様の兼ね合いで詳しく書けず恐縮です)

そんな時に、新型コロナウィルスの存在が騒がれるようになったのです。
その頃から今、いやこれからのマミーゴーにとって必要な事業なのか、またマミーゴーしか出来ない価値を提供できるプロジェクトなのか、とその時、マミーゴーの価値をもう一度考え直そうと思い出したのでした。
そこで出たワードは「選択と集中」この2文字でした。
すると、すっと気持ちが軽くなり「撤退」という決断に至ることに。もちろんここまで行き着くには、かなりの時間を要しましたが。

売上げのことや今まで費やしてきた時間、誰もが契約したいと考える会社様との取引など。考えると当然、継続という判断になると思います。
でもこのまま継続することは、私の中からは無くなりました。

お客様やお仕事をしてくださったアルバイトの方、社員にはご迷惑をおかけしましたが、この決断は本当に良かったと思っています。
お客様には心からのお詫びを伝え、アルバイトの方20名弱いましたが、私から一人ずつ電話をして事情を説明して謝りました。
自分で決めて始めたこと、それを撤退すると決めることは並大抵でないメンタルが必要であると起業して7年目にして初めて学びました。

私の至らなさが原因だったと今では反省していますが、「進める」と決断したことは今でも後悔はないです。

話が長くなりましたが、
この時から本当の意味でマミーゴーの価値を追求し「選択と集中」を心掛けていくようになりました。


▼決断その②オフィスのサイズを1/3に

マミーゴーにとっては広すぎるオフィスを借りていました。
コロナの影響で先行きが見えなかったので、オフィスの在り方を考えようと思い、まずはとにかく手放そうと2020年2月末で解約手続きをしました。
当時、その不動産屋さんは、コロナの影響で解約というのは初めてだったようで、かなり驚かれていました。
解約をしてからも3ヶ月間はそのオフィスを利用できるので、その間にこれからのオフィスや働き方のバランスを考えようと、シェアオフィスや事務所などの内見をして回りました。

最後に行き着いたのが、今のオフィスです。
今までよりも1/3のサイズではあるものの、立地もよく、景色も絶景。すぐに決断をしました。
緊急事態宣言が解除されてから間もなくして、スタッフと引越しをしました。


▼決断その③働き方を変えた

2019年までは、一部のスタッフのみ在宅ワークをしてました。しかし、2020年3月から5月までコロナの影響で全スタッフをフル在宅ワークに切り替えたことを機に、コロナのようなパンデミックにも対応できうる働き方を考え始めました。
そして、緊急事態宣言が解除された後の2020年6月から全スタッフに対して「週2出勤、週3在宅(テレワーク)」を12月までテスト運用することにしました。
実際のところはコロナの状況を見ながら、途中も、フル在宅ワークになってました。

なぜテスト運用かというと、出勤と在宅ワークのメリット・デメリットはそれぞれあるので、それらが成果や生産性の点でパフォーマンスが上がるかを慎重に精査した上で決めたかったのです。

2021年からは、半期(場合によってはクオーターごと)に柔軟に働き方を見直し、必要であれば変えていきたいと思っています。


▼主人の衝撃発言

画像1

外出自粛解除によって外出できる喜び、人と会える嬉しさを痛感しました。
外に出ることで綺麗な花に出会い、その花を見て美しいと思ったり、紅葉をみて心を満たしたり、
自然の恵みに感謝する何気ないことも、外に出られることに有り難さに感じられました。

一方で家で過ごす時間も増えたことで、家事と育児も楽しめる自分を発見できました。
特に家事が楽しくなった元年でもあります。
実は整理収納講座を受け、3級を取得しました。今では掃除をするのが趣味になるくらい(笑)
そのほか、2020年からスタジオで家族写真を撮り、大切な今を残していくことにしました。
また感謝の気持ちをお手紙で書けるように習字を娘と習い始めました。

プライベートの最後になりますが、
恥ずかしながら、2019年までの私は育児や家事をそっちのけで仕事ばかりしていました。
子供たちの我慢している顔を見るたび、何のために起業したのだろうと胸が苦しくなりました。
でも2020年、学びや気づき、たくさんの人の支えがあり、プライベートも大切にしながら私らしい働き方にたどり着きました。
私の真の理解者の主人が「やっと俺たち(家族)に向いてくれたね」と言われた時、涙が出て止まりませんでした。


長々となりました(^_^;)
まだまだ未熟なマミーゴー、荻野ではありますが2020年本当にお世話になりました。
皆さま、良いお年をお過ごし下さい。

株式会社マミーゴー
代表取締役 荻野久美子


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?