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娘とスマホの話。

生まれながらにしてスマホネイティブな我が子達は隙あらばスマホに手を伸ばす。特に下の娘は暗がりに充電しているスマホを見つけてモソモソ移動しては嬉しそうに見せてくれる。

カメラは持っているがさっと撮るならスマホを取り出すようになり、スマホを見ると自然とポーズを取るようになった娘たち。どちらの両親とも遠方に住んでいるため、時々連絡するのもスマホのビデオ通話だからどこを押せば通話が終了するのかもよく分かっている。

子どもが産まれたらスマホをなるべく触らず一緒に過ごそうと思っていたけど、すっかり生活に欠かせないアイテムになってしまってからなかなか実現するのは難しい。頑張れ、私。

上の娘はスマホに手を伸ばすことがなくなった代わりに、自分のスマホを持つようになった。もちろん本物ではなく彼女自身でスマホに見立てたミンティアのケースだ。

主人のポケットから取り出されたそれは彼女にとって形も大きさもちょうど良かったのだろう。今ではすっかり「ミンティアフォン」として我が家で定着している。

家でも出かけるときも基本的には一緒。保育園に行くときには「ここであずかってて」と場所まで指定される厳重っぷり。お陰でまだ中身の入ったミンティアを主人は消費できずにいる(笑)

ミンティアフォンはスマホとして機能しているようで、定期的に誰かから電話がかかってきていたり、写真を撮っては見せてくれる。ポーズもしっかり求められるので、手を抜いていると指導が入る。
「あー、うまくとれてない」など一丁前にブレたりもするのが憎めない。

おままごとでは電子マネー決済の役割を果たしており、「ぺいぺい!」と元気よく決済する声が聞こえてくる。なんとも優秀なミンティアフォン。子どもの想像力は豊かだ。どんどん色んな機能が追加されていてアップデートも結構な頻度で行われている。すごいぞミンティアフォン。

そのうちミンティアフォンでラジオなんか聞き出すかも知れないし、アラーム機能も追加されるかも知れないので、スマホとの付き合い方も娘たちとの仲もしっかり考えて過ごしていこう。

娘と離れている間、私とミンティアフォンで連絡取ってくれてたりしないかしら。


「note」を書くための糖分に変わります。