飲食店のドアを開けさせるには『ナポリタン』を売りなさい
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現代の飲食業界について
先ず大前提として、この令和という、情報をちょっと調べれば誰にでも直ぐ手に入れる事が可能な便利な世の中という状況があります。
仕入れ先にしろ、美味しい料理のレシピにしろ、今繁盛している店の状況や工夫等、スマホで調べればバッチリ分かってしまうので、余程じゃない限り『不味い』とか『不衛生』とかの飲食店は実在しないし、存在したとしても存続し続ける事は出来ないってのは分かりますよね⁉️
#ホント稀にはありますが …
だいたいの飲食店はそれなりに『美味しい』し、問題なく清潔だし、値段なりに『満足感』を得られるし…
限りなく大当たりもないし、大外しもない、所謂飲食業界全般のサービス・クオリティの均一化ってヤツだと言われております。
ですので『美味しい』『腹一杯』を愚直に守ったところで、この条件は最低限当たり前の事だから、ダイレクトにお客様の『来店動機』をくすぐったり、『来店目的』になったりというには、正直かなり辛くなっているのがの現実という事になります
ですので逆に言うと現在の飲食店には『美味しい』『腹一杯』以外の分かりやすい特徴的な来店目的・来店動機がないと、その他大勢の飲食店に埋もれるだけで、中々厳しい消耗戦になるという事が明白です
そしてその来店目的を増やす・打破する一つの戦術と言われているのがスタッフの『ファンを作る‼️』です
これはずっとキンコン西野さんが様々な媒体でしきりに言われている【人検索の時代】ってパターンです❗️
人検索時代
これはホント分かりやすく頷かざる得ない意見・マーケティング理論だと思います
私は『人検索』なんてワードは西野亮廣さんが提唱するまで、当然認識してませんでしたが、知らず知らずのうちに自分なりに『人検索』に引っかかる様、心掛けて仕事や行動をしていた部類には入ると思います。
具体的には『人検索』に引っかかる様に面白い話を仕入れたり、面白い行動・企画をしたり、イベントがあったら手伝いに行ったり、積極的に自分が属する事が出来るコミュニティを開拓していきました
そうして自分を認識してもらい、興味・親しみ・仲間意識を持ってもらえる様心がけて生きて来ました
何故そんな回りくどい事をやるのかと言うと、どうせ飲むなら、どうせ食べるならあの時手伝いに来てくれたアイツのとこに行ってやろう！
アイツ面白いから、また行こう！
と頭の中で考えてもらう為です。
サービスが均一化した様々な飲食店…
エンドユーザーにとってランチなりディナーなりの1食・時間・お金
どの店に行っても差し障りのない、それなりの食事・ストレスがない支払い・問題ない時間を過ごす事になるのなら
どうせだったらアイツの作った料理をアイツが作る空間（店）で、アイツの話を聞きながら食べたい・過ごしたい
って言う理論ですね❗️
コレにはお店の常連客に会う、同じ時間を共有するも含まれると思います
そんな空間で楽しい仲間と自分オリジナルのコミュニティで食べる料理と時間はスペシャルな付加価値がついて、一段と美味しい、楽しいのは当然と言えば当然ですもんね‼️
それらを含めたサービスを利用する『ファン』を育てるって言う話なのですが、まだまだ長くなるので『人検索』の話はまた別の機会に…
そして長々と書いたそれらを踏まえてなのですが…
今回私が提案する来店動機獲得大作戦はこのパターンではありません
#ツラツラと書いたのにまさかの全部が前フリ
ここから本題
食べる事で『美味しい』『腹一杯』だけでなく、少しだけポジティブになる【開運ナポリタン】という新しい意味をプラスしたメニューを使い『人検索』ではなく『商品力強化』での来店動機獲得の設計方法を提案します。
ではこの【開運ナポリタン】を使ってどうやってコロナ不況で苦しんでいる飲食店への来店目的・来店動機としてアピールし、お客様にドアを開けさせるのかと言いますと…
例えば『銭洗弁天』というパワースポットがあります
此処には全国各地から【金運向上】を願う方々が集い、ザルにお金を入れて『お金持ちになりたい』というかなりドロドロした願いを込めながら、金運が上がる有難い、有難い神聖な湧水で銭を洗いう為に訪れています。
そして当然の事ですが、全国各地からこの地に来た方々は、お金をザル入れて有難い湧水で洗う事がメインの目的で銭洗い弁天に来た訳であるのですから、主たる目的の湧水で銭を洗うという行動を達成した後は、その余韻・次いでで漠然とコレといった目的もなくフラフラと最寄駅まで帰る訳です
その道すがらのお客をターゲットにお土産屋さんとかがあったりしますよね❗️
そして目的もなくただただ彷徨う方々は偶然訪れた・たまたま通過する為に歩いた商店街で普通に販売していたソフトクリームを食べたり、その横の茶屋で団子とお茶を楽しんだりしながら、それなりに時間を満喫しながら駅まで歩く訳ですが…
そこに何と食べるだけで金運が上がると言われる【金運向上❗️錦糸卵の開運ナポリタン】を提供する喫茶店があったとしたらどう思いますか⁉️
#仮説だよ ❗️
そうすると主たる目的を果たした帰り道ですから、基本的にソフトクリームでも団子でも、なんならから揚げくんでもいいと思って歩いている方が多いはずですから【金運向上❗️錦糸卵の開運ナポリタン】の存在を知れば
『おっ！なんならナポリタンを食べちゃって金運の御利益を倍増しちゃおうかしら✨』
とまたドロドロとした欲を出しつつ金運向上のメリットを感じて来店して頂ける事は容易く想像出来ますよね⁉️
例えば『水天宮』というパワースポットがあります
此処には子宝に恵まれない方々・安産を祈願する方々が集い、それはそれは純粋な気持ちで子孫繁栄の参拝をしています
メインの目的である参拝をした後は、一緒に来たパートナーや家族の方々と水天宮の近所で何となく感じを出して、蕎麦を食べたり
少し高めの寿司をなんとなく食べたりして帰宅する訳です…
そこに子宝や子孫繁栄に御利益があると言われる【シラスたっぷり開運ナポリタン】を提供する洋食屋さんがあったとしたら…
その存在を知った子宝を望む若夫婦は、せっかく水天宮迄来たんだし、どうせならその御利益をパワーアップさせようと手を繋いで来店し嬉々として食べてくれる事でしょう
例えば『太宰府天満宮』…
例えば『神田明神』…
と言った調子で全国各地のパワースポットの近くに、そのパワスポの家内安全や良縁成就等の様々なご利益を倍増させる効果が期待出来る開運フード【開運ナポリタン】を提供する飲食店がドンドン出来て来たとしたら…
パワスポに来たんだから、パワーチャージしたい訳だし、せっかく訪れたその地の近くには自分の望みを後押しする開運フードがあるんですから、少なくとも団子やソフトクリームを食べるより『開運ナポリタン』を選んで食べる理由が出来ますよね⁉️
パワスポ各地でそれぞれの【開運ナポリタン】を提供する飲食店は、新しい来店目的を得たお客さんの来店で喜び、食べてくれたお客さんは『美味しい』『腹一杯』だけでなく『ちょっとだけ御利益が倍増して嬉しいかも…💖』と言った感情になり【笑顔スパイラル】が誕生します✨
コロナ禍で元気がない飲食店だけでなく食べたお客さんすらも元気にして笑顔にしてしまいます✨
そして【パワースポット＝開運ナポリタン】という認識が生まれ、それぞれの場所で提供している飲食店のブランドイメージも向上して行きます
#此処までは理解出来ましたか⁉️
このブランドイメージというのが取れたら後は口コミ等で拡散されていき、段々と新しいカルチャー・新しい食文化として根付いて行くという流れです…
ナポリタンを食べるカルチャー
食文化になっちゃえば、もう自動操縦です
『カツ丼食べて今日は勝つ』なんてカルチャーを宣伝する人が存在しない様に、勝手に広まって行き無理なく受け入れられていくでしょう
例えば、そういったブランディングがワンチャン成立しちゃった日が来たとしますよね❗️
そして例えば、コロナで不況が続きますよね…
すると運気を上げたくて神頼みしますよね…
そしたらその運気を倍増させてくれる『開運ナポリタン』ってのがあるなら、それをどうせなら食べますよねぇ‼️
これ下手したら逆に不況に強い開運フードビジネスとして成立しちゃうんじゃないの⁉️
なんて考えてます
次回は『なぜ【ナポリタン】にこだわるのか⁉️』を書きたいと思います。
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