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家族のこと、私のこと。雑記帳のように。

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家族ってむずかしい。書いて整理する。見せて手放す。自分のための雑記帳。
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#家族

ココア〜俳句幼稚園

「ココア飲む?」涙のわけはまたいつか 季語は「ココア」。 詮索はしないで さりげなく寄り添う。 ほんとうにツラい時は そんな人に居てほしい。 私、そういうお母さんになりたかった。 いえ、今でもなりたい。 もう子どもも大人になったけれど。 遅すぎるかもしれないけれど。 少しだけコツがわかってきたんだ。 余計なことはしない、って難しい。 でも、間違えても仲違いしても 繰り返し風は吹く。 理解することだけが 唯一の方法ではない。 失敗しながら、少しずつ 強く優しくなれますよ

中学2年間不登校だった娘が大学生やってます。

※ヘッダーは、昼夜逆転していた頃の娘(13才)が、毎日撮り続けた明け方の写真の1枚です。 娘の帰省 今年の4月から大学生になり、同じ県内で一人暮らしを始めた娘。夏休み中の3週間を実家で過ごして帰っていった。 滞在中、一緒に出かけたり思い出になることはしなかった。イベントらしきことは、誕生日のケーキを食べて、家で手巻き寿司やベランダ焼き肉をした程度。 なんとなくもの足りなさが残って、最後の日の晩、締めくくりに父母娘3人で線香花火をした。 パチパチと火花の音が景気よかった

季語「芽柳」

芽柳の翠映ゆ荒天の午後 詠みたくても、その日のうちに 出来上がらないのが悩みです。 最初の句はこちら⬇️でしたが、奇抜かな〜と 変えました。 爆音の工事柳の芽の翠 実は、少し前に「家族」で句を作る宿題に 取り組み、息子を詠んだ句があったので 推敲。元句⬇️ 風とたはむるる柳の蒼の濃き 柳の、飄々として 捉えどころのないあたりが 息子の姿に重なります。 聞いているのか聞いていないのか その気があるのかないのか 覇気がないと誤解を受けるものの 時に頼りになる顔も持ち合わせ

何年ぶり??家族でピクニックかぁ〜

胸を張ってインドア派と言っていい 夫と娘と連れだって 東京・立川の昭和記念公園へ行った。 駅でオニギリ買って なんちゃってピクニックをして 色づき始めた広大な公園を ゆっくりお散歩した。 人出が多くてもここなら気にならない。 澄んだ空気が清々しい。陽ざしが暖かい。 芝生や落ち葉を踏みしめる足の裏に 伝わる感覚がやさしい。 会話も笑顔もおのずと増える。 ほんとは、休んでばっかりいたけれど。 シート座って昼ごはん、 園内の店でクリームソーダを買って、 (10分くらいは長い列に

カーテン閉めますか?

梅雨の晴れ間の夕暮れの空はいつまでも明るい。 カーテンを閉めるのがもったいなくて、 私一人のときは灯りをつけずに過ごす。 何かをするには薄暗いであろうリビングはそのままに、 スポットのライトだけでキッチンに立つ。 するりとリビングに入ってきた家人が、 迷いなくカーテンを閉め、すかさず電灯のスイッチを入れる。 あ…と漏れる声を、今さら言葉にすることはない。 幾度となく控えめに伝えてみた私の小さなこだわりは、 楽しみの種であってケンカの原因にはしたくない。 今

家族で一句。

春昼や花愛でる人懐かしき 今日は母の誕生日だったと 梅を観てふと思い出した。 今月は一度お墓参りに行ったから 今日はお許しいただくことにした。 いま、鍵を持たずに外に出てしまい 屋外での待機を余儀なくされている。 が、特段、用もないので とりあえず陽のあたる公園で 可憐な紅白の梅の香りに包まれて 記事を書くことにした。 母を思い出させてくれてありがとう と、梅の香に礼を言おうか。 私が育った東京・品川の実家は 庭のない家だったから 梅の木はなかったけれど 狭い家を囲むブ

#読まれないnoteを書こう

こちらの企画に参加しています。 ルミさん、素晴らしい企画をありがとうございます。 ではでは、さっそく。 我が家の悩めるアルミ缶闘争について記述する。 読むなよ、読むなよ! 夫は、毎日欠かさず缶ビールを2~3本飲む。 ついでに書くと、処方された肝臓の薬も毎日飲む。 家事はマメなほう。頼まなくてもやっている。 一人暮らしが長かったからか、勝手に手が出るようだ。 昭和世代の九州男児にしては珍しいと思う。 空いたビール缶は中を水で洗って一晩乾かし 翌朝に缶をつぶし、家の缶用