見出し画像

わしはサラリーマン

早くも社会人2年目の冬を迎えようとしている。毎日、仕事に没頭し仕事中は全身全霊で取り組み、プライベートの時間も仕事を忘れることができないくらいには浸食されている。

「自分はクリエイターなどのかっこいい職業の方が向いている」と思いたいところだが、かなりのサラリーマン向き人間なのかもしれない。
仕事の合間を縫って取り組んでいたインテリアコーディネーターの勉強も終了し(おそらく不合格なのでまた来年)、やっと休日に時間を取ることができた。大好きな本を読み、こうして文章を書く余裕が作れた。


こんな時は、自分の人生の振り返りと将来について思いを馳せるのに限る。今度いつゆとりを持って自分の人生に向き合えるかわからないからだ。


半年前から「憧れる人」をエクセルにまとめている。その人の特徴と具体的な行動を記録しているのだ。これをし始めたきっかけの本は「20代にとって大切な17のこと(本田 健)」だ。その中で、憧れるということはその人の才能を持っているという内容があった。単純だが、この部分に私は勇気付けられた。だから、具体的にどんな存在になりたいのかを深掘りしたのだ。

その項目を具体的にここで書くつもりはないが、こんな自分になれると思うとテンションがあがる。そして、行動レベルで書いているので、その行動を取り入れるように心がけている。少しづつではあるがその人たちに近づいている実感がある。自分の人生を歩んでいる感じがしてよい。


もう一つ、仕事の価値観について。きっかけは「1on1ミーティング(本田賢広)」という本。この中に、「仕事で得たいと感じる価値観」の12項目が提示されている。

成長
独立
自由
貢献
信頼
名誉(評価)
承認
達成
責任
金銭
家族
安全

これが項目だ。
上の順番が私の現在の優先順位。現在、結婚も家族と同居しているわけではないので、家族の優先順位は低い。ただ、家族ができたら優先順位は2位まで上がる。自分の順位は一つづつ説明するのは容易い。

しかし、最も気になるのは他人、特に私の周りの人の優先順位だ。あまりにもこの順位が違うと接し方を工夫する必要が出てくると思う。特に、企業で働く我らサラリーマンは、仕事仲間を選ぶことがほとんどできないので、価値観が異なる人と一緒に仕事をしなければならないのだ。

各々の価値観を理解すれば、説明の仕方ややる気の出させ方を変えた方が効率がよい。私がチームのリーダーだったらまず初めに、この価値観の順位付けとパーソナリティをメンバーから共有される機会を設けるだろう。

社会人2年目になると、自分のことだけではなくリーダーの動きが目に入る余裕が生まれる。(余裕と書いたが、実行動では余裕はない笑)だから、今後どんなリーダーとしての振る舞いをすべきかしたいかを考えているのだ。

死ぬ前の後悔の中に、「仕事をしすぎなければよかった」というものがある。今の私にとってなかなか怖いお告げだ。(まだ、「死ぬ前の7つの後悔」という本を読んでいないので今度読もう。)

私は、仕事の中での成長は自分の人生の糧になると信じているからだ。しかし、自分の人生の時間は限られており、仕事以外で得られるものももちろんある。その見極めの時間がないまま仕事に浸食されてしまうのは、よくない。が、やりがち。働き方も今後変わっていくとは思うが変革は私の人生ベースでは起こらない。当たり前のことだが、自分の人生の選択肢にもっと目を向けなければと思う。以上。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?