真夏の大井町を歩きながら考える。

画像1 先週の大井町から自分の興味を探しながら考えてみる。光の波長が短いほど、明るく暑い。最近、量子論に興味を持ったので光の性質について少しかじった。多分、日本人は写真を見て感覚的に季節が分かる気がするのですが、その感覚は光の強さに影響されているのでは?と思った。
画像2 1枚目の都会の綺麗な感じの後ろには、昔ながらの古く汚い感じが残っていて良さを感じる。
画像3 大井町の昼のスナック街。味が濃ゆい。この濃さは何だろう。古い以外の何かがある様に感じる。
画像4 これはスクーターというのか、原チャなのか分からないのだが、このランプ、カゴ、塗装の古びた味がある感じはどのくらいの月日を重ねたら作られるのだろうか。時代の進化が早ければ相対的に古くなるのも早くなるのか。モチーフの古さ、物自体の古さは別な気がするが、とにかくこの通りにこのバイクが合っている。この通りだからあるのかな、普段全然見かけないけど、意外と近くにあった。
画像5 過去の時代が残る路地を抜けて見上げると、綺麗な建物がある。新しいモノに飲み込まれずに共存している感じが良い。あと10年過ぎると、その地域の人とかが変わるからこの風景も変わるのかな。今は過渡期なのかもしれない。貴重な街並み。
画像6 お昼だからやっていないのか分からなかったが、人の気配が消えつつある様に感じるお店もある。
画像7 路地に置かれた段ボール、美しい。
画像8 裏側から見れるのも面白い。
画像9 この看板、文字のわびた感じ、配線やその絡み方、外灯や外壁や室外機のさびた感じに年月を感じる。ものは使われなくなった瞬間に一気に精気的なものを失うから、衰え消えつつも存在し続けている事に美しさを感じる。
画像10 多分、このお店の店主の方が出て行かれた。
画像11 大井町もどんどん新しくなっていく。この風景はどこへ向かっていくのだろうか。
画像12 この色んな色に溢れても成り立つのは街だからなのか。この色と柄のファッションを着こなすのは難しい。美しい以外の適切な言葉が見つからないが、良い路地だった。

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