学校対応とは
前回に引き続きとなります。
学校での対応とはどんなものだったのかを書いていきたいと思います。
初めて読む方は前回の「親としての判断とは何か」をご覧ください。
娘の怪我は学校で起きたことでした。
娘は転んだことを担任に伝えていました。
けれど、この「転んだんだよ」の娘の言葉には真実があったのです。
それは自身で転んだのではなく
「友達に押されて転んだ」ということでした。
悪気があって転ばされたわけではないのは100も承知。
相手の子に対してどうしてほしいとかも今はない
娘がそのことを担任にすぐ伝えたはずなのになぜ私に言ってこなかったのかと疑問に思いました。
娘は5年生だけど、知能、身体ともに6歳レベルの発達である。
他の子どもたちに比べたら遥かに体が小さい。
同級生に押されて転んだのは結構な衝撃だったはずなのだ
娘がほんとは自分で転んだんじゃなく押されて転んだと伝えてきたのは事故があってから5日も経っていた
そうなると色々話は変わってくる。
私は担任とあれこれやりとりしてきて、2月21日に初めて整形外科を受診した後、今回のことは学校で転んだことによる怪我だとはっきり伝えていた。
その後、良くなるどころかどんどん歩けなくなっていくのを見ていたはずなのに自分のところだけでその話を留めておいたのである
娘の怪我は悪気がなかったとはいえ、学校内で起きたことが原因なのにまわりの先生はもしかして知らないのではないだろうか?
こんなに悪くなってきてるのにこのまま周りは知らなくていいものなんだろうか?と私は葛藤し始めました。
先生も子供ではないので私があれこれ言うべきではないとも思いました。
結局、わたしは3月4日の夕方に特別支援コーディネーターの先生に連絡をとったのです
「娘が怪我をしてることを知っていますか」と……
当然のように
「知らなかったです」と返答がきた
今までの全ての経緯を話した。
学校内で怪我をしたこと。
日常生活に支障が出ていること。
病院に通院していること。
私がもっと早くに担任以外に伝えておくべきだったと思いました。
学校はそれからちょっとした騒ぎとなり、娘が学校で怪我をしてから半月以上が経過していること。
もっと早くに学校対応すべきだったことなど、職員指導、情報共有や生徒への対応、などが全職員に伝えられたと連絡があった。
学校の管理職からは学校対応が遅れたこと、今回の事故についてなどの件で謝罪の電話があった。
今更、誰を恨んでもしかたない。
起きてしまったものを謝ってもどうしようもない。
今は少しでも早く娘が治療してもらって、治ることが先決だからだ
今回のことでたくさんのことを学んだ気がする。
相手が誰であろうと言うべきことは、はっきりと伝えるべきであること。
些細なことでも隠さずに言わなければいけないこともあるということ。
言わなかったために担任には多少風当たりが強かったのでは……と思った部分もあるけど、若い担任にはそれもいい勉強になったのではと思いたい。
娘が早く退院できることを祈ろう。
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