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「読書の力」1000日1000冊1000文字チャレンジ 第28日「60代にしておきたい17のこと」



❶[1BOOK]
「60代にしておきたい17のこと」 本田健著 
だいわ文庫 大和書房 2012年10月15日第1刷発行

❷[3POINT +1]
◎「はじめに」〜60代という再出発のとき
この20年で時代は大きく変わりました。自分たちが若い頃の昭和の常識は、いまは通用しなくなったのです。
これからどんな時代になるのか。そのなかで、自分が何をやるのか、やらないのか。それが、あなたの人生の質を決めるでしょう。

①「もういいか」と思ったところで人生は終わる
「もういいか」と思ったときが、あなたの人生のターニングポイントです。
「もういいか」と、こんど思ったときは、「まだまだ」と自分に言ってください。

②人生は自分を楽しませるためにある
残りの人生を安全に生きていくために使うのか、楽しむために使うのか、いまもう一度考えてみましょう。

③これから何のために生きていくのか
60代は、自分の生きがいを見つける最後のチャンスです。
自分の人生がこれでよかったのだと納得するためのものです。

❸[1ACTION]
[実行すること=自分との約束]
いまを精一杯、生き切ること。

❹[1episode]
☆おわりに〜後悔しない生き方を選択する
書き終えて思うことは、いまの「60代」は、なかなかアグレッシブで、「老年」などという言葉とは程遠い人たちなのかもしれません。
このシリーズでは、それぞれの年代で、どう生きるべきかを見てきたわけですが、もっとも個性的でパワフルだったのが、この60代だったような気がします。60代という、人生の最終章の始まりのときに、できることは何か。やりたいことは何か。それをじっくり考えていただきたいと思います。
これからどう生きるか、それは一人ひとりが決めることです。
その時間をどう充実させ、楽しいものにするのか、ワクワクして考えていただけたらと思います。

❺「本を語る」
昨日に続いて、「再読シリーズ」第2弾です。今日は意図的に、前回とは違うところに着目しました。
[思いついたこと]
60代もあと3年。これから始めることは、残りの一生を賭けることになります。そんな時期に、このチャレンジを始めました。最初の1000日は、自分のため。次の100日も、自分が立ち直るため。そして今回の1000日は、人のため、後を追う人たちに、自分の背中を見せるためです。
[そして]
自分の仕事として、「書き続ける」ことを選び、「しゃべり続ける」ことを選択しました。毎日、一定の長さの文章を書き続けることは、作家としての通常の活動です。それがお金になるか、ならないかは別の問題。自分の未来への投資として、本を買い、本を読み、発信しているのです。一番大切なのは、「続ける」ことです。作家なら、発信者なら、毎日やるのは当然です。年に10冊も出版するならともかく、メルマガや公式ライン、ブログを毎日続けるのは、現在の著者には普通のことなのです。
[しかし]
いまは、「普通の人」が著者になる時代なのです。誰でも発信者になれるし、それで稼ぐこともできるのです。右にならえ、の時代は終わったのです。あなたの右には、誰もいないのです。特に、女性にとっては、「お手本」のない、厄介な時代になってしまいました。これまでの「男性中心主義」の社会の中には、自分が見習うべき先達が、ほとんどいないのです。自分自身で切り開いていくしかないのです。
[だからこそ]
私は、半歩前に出ました。私の生き方が「正解」だとは言いません。ただ、人の前に進み出た、という行動の部分を見てもらいたいのです。私はもともと、変わり者として横に、はみ出してきたので、前に出ることにそれほど抵抗はありませんでした。それでも、60歳を超えてからの方向転換には、相当な勇気が必要でした。そうやって踏み出したものの、今度はどっちを向けばいいのかわからないときに、メンターである望月俊孝さんに出会ったのです。

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