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「読書の力」1000日1000冊1000文字チャレンジ 第31日「頭のいい人が話す前に考えていること」

読書ノート 2024/4/3

❶[1BOOK]
「頭のいい人が話す前に考えていること」 
安達裕哉著 ダイヤモンド社 
2023年4月18日 第1刷発行 2024年3月15日 第14刷発行

❷[3POINT +1]
◎「はじめに」
結局、どれだけ話し方がうまくなっても、自分の言葉で話せないと人の心を動かすことはできません。

①だれでも結論から話せるようになる法
☆なぜ結論から話さないといけないのか?
自分のしたい話ではなく、相手の聞きたい話から話して、
相手の聞くスイッチを入れる。

②人が人とコミュニケーションをとる理由
☆人がだれかに相談してスッキリする瞬間
コミュニケーションの醍醐味は、一緒に思考を掘り下げることで、
ひとりでは気づかなかったことに気づくこと。

③なぜ、できる人はすぐ電話してくる人を嫌うのか?
☆言語化のコストをすすんで払う側に回ろう
言語化するコストを誰が払っているかを意識せよ。

❸[1ACTION]
[実行すること=自分との約束]

❹[1episode]
☆おわりに
それは、“身近な人にほど丁寧なコミュニケーションを心がけてほしい“という私の思いからです。
実は15年ほど前に、私は前の妻を病気で亡くしています。当時コンサルタントとして最も忙しかった時期で、コミュニケーションを密にとっていたとは言い難い状況でした。それは今でも後悔していることのひとつです。
本当に頭のいい人とは、大切な人を大切にできる人だと思います。
経営者でもそういう人こそ、周りから慕われていました。
大切な人を大切にするために、丁寧で知的なコミュニケーションを心がけてください。

❺「本を語る」
この本は、昨年中で一番売れた本です。売れるにはそれなりのわけがあります。
[思いついたこと]
まず、今まで自分がなぜこの本を買わなかったか?を考えてみました。そこには、ベストセラーに対する抵抗感があることに気づきました。素直じゃないですね、本当に。根っこには、自分には「ビジネス」なんて関係ないと、ずっと思い込んできたこともあります。
[そして]
「本を書く」「本を売る」のも、「ビジネス」に他ならないことに気づきました。こうなったら、「素直に」本を読み、実践する方がいいのです。この本の最大も特徴は、「読み返さなくてもいい」工夫があるからです。ひとつには、切り取り式の「話すたびに頭がよくなるシート」があって、ここの空欄に自分で「答え」を書き込むようになっています。話す前には、本を読み返したりすることなく、このシートで「確認」をしてから話し始めればいい、ことになっています。
[しかし]
そんな簡単にいくのかな?という思いは残ります。疑り深い人間ですね、まったく。
そう考えるのは、実は痛いところを突かれたからに他なりません。文章を書くこと、人に話すことを目標とし、常に自分から話し始める人間にとって、「話す前に立ち止まる」ことは、そうそうできるものではないのです。けれど、そのせいで、「話が人に伝わらない」という経験をしてきました。
[だからこそ]
今この時期に、この本を手に取り、私は真剣に読みました。普段はテンプレートにある部分だけで済ませるところですが、超高速で読み切りました。本当の意味での「速読」ですね。そうだ、この本をお手本にしよう。真似することから始めよう。シートを切り取るのは、もう少し先の話になりそうです。7つの黄金法則と5つの思考法を身につけて、“頭のいい人“になりたいからです。


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