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2022/6/8「1日1冊読めるかな」4C読書チャレンジ763日目❣️


                                                                                                                                                                                                                                                                                                             
「未来実現マーケティング」人生と社会の変革を加速する35の技術
神田昌典 PHPビジネス新書 2022年5月27日

❷[3POINT]
はじめに
①集客モデルを逆さにすると、社会変革モデルに
マーケティングとは、商品を売るための広告や調査手法だと思われているが、それは表層的な理解だ。その本質を捉えて再定義すると、マーケティングとは、
「必要な価値を、必要な人に届け、必要な変化を起こす仕組みづくり」のことである。
例えば、100人の組織内で変化を起こそうとした時ーー、マーケティング思考を持っているリーダーは頑張らない。なぜなら100人のうち、大多数の約80人は「変化することが、必要」と頭で理解できても、「変化しないほうが、楽」。だから、何度も説得が繰り返されれば、逆に「変わるもんか!」という反発を生むことになる。
では、頑張らないで、どう変化を起こすのだ?
答えは、簡単。自ら進んで変化に協力する人たちだけとつながるようにする。

② あらゆる社会課題を解決する、探求学習のインパクト
こうした学歴や年齢を超えた収入源の拡大は、「変化を起こす仕組みづくり」がもたらす大きな可能性の、ほんの表面をかすったぐらいのことだ。
今、学校教育をマーケティングすると、さらにすごいことになる。
世界が直面している、ほとんどの難問を、学校が解決できるほどのインパクトを持つと言っても過言ではないと思う。
説明しよう。
あなたは、今、学校教育が、大変革のまっ只中にあることをご存知だろうか?
2022年度から登場する「総合的な探求の時間」により、高等学校で探求学習に重点が置かれる。大学受験も大幅に変わるというから、30年ぶりの本格的改革となる。

③絵に描いた餅か?それとも富を生み出す原動力か?
しかし、この行き止まり状況を今、ついに打開できるタイミングがきた。
なぜなら、SDGsの影響もあり、ようやく教育と実業が、どちらも自己実現や社会課題の解決を目指すようになった。新規プロジェクトの企画・立案を求められるようになった。そして、日々の活動から生まれたプロジェクトを、絵に描いた餅で終わらすことなく、富を生み出す原動力にしていくためには、どちらもマーケティング思考が切り札となるのだ。
だから、あなたも大きな目標を掲げ、実現していただきたいのだが・・・、気負う必要は、さらさらない。
本書で説明するマーケティング思考を試してみて、説得する必要のない6人の協力者と集うことから始めればいい。
そして、素早く小さな結果を出す。実績を発信する。さらに協力者を集める。
このように変化をリードしているうちに、あなたが提供する価値を必要とする人と出会い、稼ぐ力も身についていくだろう。

❸[1ACTION]
[衝撃を受けたこと]
「必要な価値を、必要な人に届け、必要な変化を起こす仕組みづくり」のことである。」
[実行すること=自分との約束]
変化を求め、稼ぐ力を必要としている人を、仲間に迎えること。
[思いついたこと]
「自分が提供する価値」を正しく発信することから始めましょう。
[そして…]
とうとうここまで行き着いたな〜という感じです。この本を読んでいると、ワクワクしてきます。この2年間続けてきて、体験したことを、フル活用する時期が来ました。私自身の「課題」をここから、この本から探求していきます。

❹[1episode]
うまくいけば、すべての学校が、地域課題を解決するシンクタンクになる。そして、そのソリューションの実行に企業が協力すれば、地域からの優秀な学生の流出も抑制でき、新規事業を多数、生み出す土壌となる。
さらに、課題先進国である日本発のソリューションは、国際社会に向けても、その必要性を訴求しやす。
探求学習によって創発された学生のアイデアに、企業の専門家が技術や知識を提供・支援することにより、あらゆる社会課題を突破できるのだ。
今は夢物語に聞こえるかもしれない。だが、もう一度、いう。
マーケティングとは、「必要な価値を、必要な人に届け、必要な変化を起こす仕組みづくり」のことである。ならば、「探求世代の人材(必要な価値)」を「企業の技術や知識(必要な人)」に届け、「新規事業を多数創出する仕組み(必要な変化)」をつくるのは、マーケッターにとっては、日常業務の範疇なのである。
だから私は、断言したい。
マーケティングが民主化された今、
探求学習を、正しくマーケティングすれば、突破口はひらく。

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