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お風呂記念日【今週の日記】

今週も日記を読んでくださってありがとうございます。

今週は、

■4月8日(月) インタビューアーティコー
■4月9日(火) 上へ上へ
■4月10日(水) いい気分の朝
■4月11日(木) お風呂記念日
■4月12日(金) 心に声にしたがう
■4月13日(土) 「なぜ」と向き合う時間
■4月14日(日) UNDEFEATED

の7日間です。




■4月8日(月) インタビューアーティコー
Focusmateというサービスを利用して、海外の方と「Zoomもくもく会」のようなセッションをたびたびしているのだけど、ぼくが「インタビュー記事を書きます」と話しているのを聞いた息子がなんと新しい技を編み出した。その名も「インタビューアーティコー(Interview Article)」である。
彼は仮想敵に向かって叫ぶ。
「くそっ、やるな…!!こうなったら、インタビュ~~~、アーティコ~~~!!!ドガ~ン!!(効果音)」
うん、響きとしては悪くない(なにが)。ふと『男子という種族にとって、かっこいい響きの技名を叫べるかどうかは至上命題なのである』という、なぞの論文でも発表してみようかしらと頭によぎった。


■4月9日(火) 上へ上へ
子どもたちと『太陽の塔』の内部を始めて見学。完成から50数年、今も大きな存在感と異彩を放つ、岡本太郎氏の代表作だ。塔の内部はまさに”胎内”ともいえる真っ赤な空間で、巨大な『生命の樹』がずどーんとそびえ立っていた。根っこのあたりにいるアメーバや三葉虫から、上に上がっていくにつれ生命の進化を辿り、魚類や恐竜、マンモス、そしてネアンデルタール人に至る。リアルな古代生物や恐竜のオブジェに息子は大興奮の様子。いつも朝ごはんや保育園の準備で彼を急かしているが、この日ばかりは彼にぼくたちが急かされた。150段の階段。「少し疲れたね」と目を合わすぼくと娘をよそに、「はやくいこう!」と小さな少年は上へ上へと駆けていった。


■4月10日(水) いい気分の朝
春の陽気が続いていてうれしい。今年に入って初めて七分丈のカーディガンを羽織ってみた。早朝の時間帯だとまだ袖から出た腕が少しひんやりするけれど、日中の陽気を楽しみにこのまま過ごそう。新しい抹茶の袋を開けた。開封直後は香りがいい。いい気分の朝だ。


■4月11日(木) お風呂記念日
5歳息子が初めて1人でお風呂に入った。最近はだいたいとぼくと娘と3人で入ることが多いのだけど、ぼくが仕事をしているうちにさっと1人でお風呂を済ませて出てきた。ぼくは子どもたちが何かを初めてできたときの表情が好きだ。「え!そうくんひとりではいったん!?すごいじゃん、こわくなかったの?」「こわくなかったけど?」と彼は少しよそ行きの表情を見せたが、目の奥にはいつもの「すごいでしょ?」という笑みがのぞく。「もう大人だね」「ふふ~ん」。誇らしく笑う彼の、今日はお風呂記念日である。


■4月12日(金) 心に声にしたがう
仕事が立て込んでいるときは決まって、同時に別の、「緊急じゃないけど重要なこと」に強く意識が働くような気がしている。なんとなく、今のうちにそっちを進めといたほうがいいんじゃない?と心が察知してリマインドしてくれている感じ。そして多分その感覚は間違っていない。よし、スケジュール変更だ。少し深呼吸して、「緊急じゃないけど重要なこと」を書き出す時間をつくろう。


■4月13日(土) 「なぜ」と向き合う時間
自分のなかにある「なぜ」を大切にしたい。何かを思いついたり、やってみたいと思ったとき、「なぜ」を明確に言語化しておきたい。自分にインタビューをするように。きっかけは何でしたか?原体験について教えていただけますか?朝、ノートに思考を綴りながら、自分に「なぜ」を問う時間をつくろうと思う。


■4月14日(日) UNDEFEATED
XGの新曲『UNDEFEATED』がめちゃくちゃかっこいい。かっこよすぎてぼくは、そのフル尺の英語歌詞を、猛烈な主観と意訳たっぷりに和訳した。そしてテキストをGoogleドキュメントに貼り付けて、自己満足のために姉と妹とのグループLINEに送った。「よいではないか」と姉がほめてくれた。やったぜ。と心の中でつぶやきながら、ふと、わが家の子どもたちが「見ててや!いくで?すごいやろ?」とぐいぐい主張するのと一緒だな、と自分で笑えてきた。「すごいでしょ?」と主張する気持ち、自分を蔑む声に屈しない自信。そういう「無敵の存在」たる強さを、この曲は歌っている。


おわり

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