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中銀カプセルタワービル、烏龍茶ラテ。|建築さんぽ #01

たくさん歩けて、インスピレーションが湧いて、出かける選択肢が尽きなくて、お金がかからなくて楽しい趣味ってないかな〜〜と思っていた矢先に「建築物を巡るのなんてどうだろう?」と突如思いつきました。

建築には全然詳しくないですが、美術館に行くのがスキだったり、時を刻んだレトロなものを見るのが好きだったりするので、ゆるゆると建築巡り(主に都内のレトロ建築)をはじめようと思います。

せっかくなのでその町の雰囲気を感じたり、気になるカフェを見つけてお茶を楽しんだりもしようと思います。

中銀カプセルタワービル

第一弾に選んだのは、ずうーっと気になっていた「中銀カプセルタワービル」(中央区銀座8丁目)です。調べれば調べるほど唯一無二の存在。詳しくは美術手帖の記事がわかりやすいです。

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このカプセル一つ一つが住居なのだそう(建物の老朽化で退去が進んでいるそう。)窓の形や見慣れない構造に、見ているだけできゅううううってトキメキます。古いもののはずなのに、近未来を感じる。この一つ一つの部屋でどんなドラマがあったんだろう・・・?なんて妄想をしているうちに、いつか絶対に行こうと思っていた場所でした。

趣がすごかったです〜。オーラがありました〜!!(感想が軽い。笑)この丸窓から外の景色を眺められた人が羨ましいなあ。2022年1月現在は見学ツアーを実施しているみたいなので、2月以降にもあったら行ってみよう。

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茶色い壁と植物のコントラストも、時代を感じて愛おしい。

私がレトロなものに惹かれる理由は「どう頑張っても完全な再現はできないから」「時を刻むことでしか生まれない情緒が愛おしいから」です。過去のものをリスペクトして何かを作っても、それは今つくったものであって、どうしても同じにはならないと思うんです。素材も手がけた人も違うし、時代ごとに求められているものが違うし、そんな気がするんです!

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未来はこれから生み出せるけど「過去はもうつくることができないんだなあ。。。」って思うんです。その儚さがどうしようもなく好きで、レトロなものに心が惹かれます。

中銀カプセルタワービルは外観しか見られなかったので、結構サクッと切り上げてGINZA SIXのスターバックスに行きました。私はコーヒーよりお茶派なんですが、最近はスタバがお茶に力を注力していてとてもうれしい。「ゼンクラウドウーロンティーラテ」おいしかった。

名称未設定のアートワーク 8

GINZA SIXの蔦屋書店は建築やアートの本が多いので、建築への好奇心が高まった状態で、そのまま関連書籍を読めて盛り上がりました(スタバを利用すると蔦屋の本が読める)。

以上、第一回「建築に詳しくない人の建築さんぽ」でした。次も銀座エリアの建築を尋ねるので、気になる方はスキ・フォローよろしくお願いします!

Twitter: @mamiracle__
Instagram: mamiracle__

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追伸、「退去が進む住宅」という繋がりで京都大学の吉田寮を思い出した!出張で京大行ったついでに、案内してもらったことがあるんだけど情緒がすごかった!小説の世界。

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