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【聞くなかれ語るなかれ】湯殿山【1泊2日旅】

山形有数のパワースポット、出羽三山。
「羽黒山」、「月山」、「湯殿山」で成り立っており、江戸時代には「西の伊勢参り、東の奥参り」と言われていたほど信仰を集めていた。
そして出羽三山には、それぞれ「御縁年」というものがある。
羽黒山は午年。
月山は卯年。
湯殿山は丑年。
特に、湯殿山が開かれた年で、出羽三山が出揃った丑年は「三山の御縁年」とされ、この年にお参りをすると12年分(!)の御利益を得られると言い伝えられている。

まさに2021年は丑年であった。
超自然的なエネルギーが凝縮された場所にそのようなタイミングで伺うことができたのはラッキーとしか言いようがないと思う。

ただし、湯殿山は「語るなかれ」「聞くなかれ」と厳しく戒められていて詳しくレポートすることはできないので、今回はこれまでの旅の記録とは少し趣向を変え、行った場所を書き連ねる形で思い出に残していく。

1日目

山形プリン
たびたびメディアでも紹介されている有名店。ここでしか食べられないカフェメニューをお目当てにやってきた。
もちろん頼んだのは「山形生プリン」。賞味期限10分の新鮮な状態のプリンをいただいた。
なめらかで濃厚、なのに新鮮であるがゆえの軽やかさも兼ね備えた至極の一品。するするとあっという間に完食!

もちろんお土産も☺︎


寒河江SA
せっかく山形に来たから芋煮が食べたいとリクエストがあったので寒河江SAに立ち寄り。
レストラン以外にも、ベーカリーや農産物の直販などもあった。
一味を入れた出汁が染みるー!芋もその他の具材もごろごろ入っていてとっても美味しかった。

食べかけですいません…


湯殿山神社
湯殿山神社大鳥居。ここでの体験は訪れた人のみのもの。


羽黒山
観光客にとってはなかなか三つの山をお参りするのは難しい。しかし、羽黒山頂には羽黒山、月山、湯殿山の三神を合わせて祀る「三神合祭殿」があって、ここをお参りすれば三つの山をすべてお参りしたことになるとのこと。
どんどん進んでいくと道中には国宝である五重塔を筆頭に美しい建造物たちがところどころに現れる。
山の澄んだ空気と豊かな緑も相まって体内が浄化されていくようだった。
一説によると、五重塔がどのように見えるかが自分の心がどれだけ開いているかの指針になるのだとか。五重塔が生きて見える方もいるそう。

約2500段のハードな石段の途中に、二の坂茶屋というオアシスがある。ここで休憩をすれば足を休めるだけでなく、よりゆっくり山を味わえる。
手作りのきなことあんこの力餅で糖分チャージ!庄内平野も臨める景色も素晴らしい。

山頂に到着すると、大きな社殿が迎えてくれた。装飾も豪華で三神の重要性が窺える。
無事にお参りを終え、清々しい気持ちのまま下山。
(ちなみに補足しておくと羽黒山は写真撮影OKだ。)


花鳥風月
酒田ラーメンは透き通った醤油味のスープが特徴。花鳥風月では海老ワンタンメンが名物とのことだったので迷わずそれをチョイス。
さすが日本一ラーメン好きな山形で生まれたラーメンだけあって味は間違いなかった。涼しい店内で熱々のラーメンを啜る喜び…。


フルーツショップ青森屋
本日の〆はタルト!到着が夕方になることがわかっていたので事前に予約していたのだ。そちらをピックアップ。
厳選されたフルーツがどっさりのったツヤツヤのケーキは旅館で嗜むことに。

ついでにスムージー


湯野浜温泉
1日中観光したあとの疲れは温泉で癒すのが最適解。ここにくるまでにたくさん食べることはわかっていたので夕食はスキップし、朝食のみのプランで予約。
部屋でケーキを食べて地酒を飲んでぐっすり寝た。

2日目

清川屋鶴岡インター店
ほわいとぱりろーるをゲットしに清川屋へ。当時、鶴岡インター店はリニューアルしたばかりだった。
ロールケーキの他にも、高級食パン専門店「許してちょんまげ」がショップインショップとして営業していたり、カフェコーナーでサンドイッチが楽しめたり、その他山形土産も充実している。
おしゃれな空間でギフト選びができた。


いではCOCCO
まだまだお土産を買っていく。純国産卵にこだわりのあるいではCOCCOでスイーツや「スモッち」という一週間かけて作られる卵の燻製をゲット!
「スモッち」はおかずやお酒のおつまみにバッチリだった。


最後は少し豪勢に米沢牛ランチをして新幹線で帰路についた。


神徳を感じ、グルメで満たされた良い旅であった。


おわり


参考までに

⭐︎行った場所

⭐︎おすすめの季節 春/夏/秋(冬は羽黒山以外入山できないかも)

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