歩いて静けさを取り戻す

451日目。

仕事の帰り道。

自宅最寄り駅のひとつ手前の駅で降りている。

つまり、一駅分歩いて帰る、というわけだ。

歩いているあいだに、仕事のことで容量がぱんぱんになっているアタマの中を、ひとつまたひとつと手放していく。

毎日お祭りのような忙しさ。

仕事が終わった直後のアタマの中は、例えて言うなら、珈琲にお砂糖やクリームを入れてくるくるーっと掻き回したときの、あの渦みたい。

自宅までてくてく歩いているうちに、その渦はすっかり落ち着いて、アタマの中に静けさが戻ってくる。

歩くのはいいな。
瞑想のようで。

内側の静けさに再び出会う頃、自宅到着。

ただいまー！

今日も一日よくがんばったよ。