「彼女は頭が悪いから」　というタイトルが気になりすぎて、うっかり読んでしまいました。

読み始める前から後悔してたのに、ついうっかり読んでしまった本。

Kindleのお試しみたいなのになんとなく登録して、ぱらっと見ていたら気になるタイトルの本があり、うっかり読んでしまいました。

読めば読むほど後悔が募ってく。もうやめよう！って思うのに、先が気になりすぎて。

本屋さんが大好きで、紙の本が大好きで、Kindle版は全然読んだ気がしない！とか言ってたんだけどね。

Kindleのいいところ。
電車で読んでも酔わないこと。寝る前にベッドのなかで読めること（字の大きさが設定できるからメガネがいらないので）。カバンが重くならないこと。持ってくの忘れないこと。（今は）無料なこと。

大好きな江國香織さんの、ワクワクするほど厚い本を読んでる途中なんだけど、ずっと枕元に置いてるから、読んでもすぐ寝落ちてしまってなかなか進まない。これは読み終わりたくないから進まなくてもいいんだけどね。ずっと女の子が2人で旅立ったとこを繰り返し読んでるのも幸せなんだけどね。

だから、Kindle版もなかなかいいと思いました。文明の利器を毛嫌いしてはダメですね。紙の本がなくならないように本屋さんにも通いつつ、Kindleも使ってこうかな。

それで、タイトルの本。
東大行ってる男子たちが、女の子に暴行したのに、マスコミからも世間からも叩かれたのは女の子だった。っていう話。本当の事件を元にしたフィクションなんですが。

「胸糞悪い」って言葉、言ったことも書いたこともなかったけど、それしか言葉が見つからない。

思い出したくもない。

被害者の女の子の気持ちだけが、めちゃくちゃ共感できる。だって、ぜんっぜん悪くない。なにも悪くない。わたしだってきっとそうする。

ここまで読まなきゃよかったって思った本もないかな。トラウマになりそう。東大に偏見持ちそう。