忘れ方を知ると幸せになるって。
夜のお散歩を始めて、3ヶ月とちょっとたちました。
こないだまで、すぐに汗だくになってたのに、もう上着なしでは寒い季節。
散歩コースの桜並木も、ちらほら紅葉してきました。
このちらほら紅葉の桜の木を見ると、うっっとなる。こういう葉っぱを見上げてた日々を思い出すから。
ちょうど3年前に辞めた職場のこと。
その帰り道に、アイスを食べながら、涙目で見上げてた桜の木の記憶。
いやな職場だった。毎日毎日、自尊心をほんの少しずつ削り取られるような。
それも、悪意が目に見えるようなやり方で。
その職場ではなぜか毎日アイスもらう。
社員の人のポケットマネーで買ってくれた、いろんな種類のアイスが、片付けの途中で配られる。わたしはアイス食べるのがめっちゃ遅くて、いつも最後になっちゃって、ひとりで食べることに耐えられなくて(のんびり食べてるみたく思われるし)、途中から、冷凍庫に入れておいて帰りに持って帰るようにさせてもらってた。
だから、その食べたくもないアイスを、帰り道でひとりで桜並木に座って食べてた。
あーきょうもどうにか終わったなーって。
けど、明日もここ来るんだよなーって。
やだなー。
好きなひとはお昼に歌った配信のアーカイブをなんで残してくれないんだろうー。(違う話だけどこれもこの時の涙目の原因)とか。
結局、桜の紅葉の季節、ちょうど今頃、その職場を辞めました。
大嘘ついて1週間休み、電話で辞めますって言いました。
悪意に対しては、誠意は必要ないとわたしは思うよ。
そしてすぐ、今の職場に入りました。
その時の日記がこれ。
今の職場は、少しはもめごともあるけど、朝に「おはようございます」って言うつもりが、うっかり「ただいまー」って言っちゃったりするくらい、穏やかに通えてます。
紅葉の始まりとか、金木犀の香りとか、アイスの冷たさとか、感覚はおせっかいだよね。
タイトルはリーガルリリーのうた。
この歌の動画がなかったから、大好きな「リッケンバッカー」を。
だけど、夜のお散歩行くとコンビニでアイス買いたくなるのはなんでかな。
ダイエットのための散歩だから、絶対買っちゃだめなやつ!笑
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