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逃げ足はリス並みに速いかもなこと。

某有名スーパーの惣菜売り場で働いていたとき、ブラックだし激務だし朝早すぎるし上司冷血だし、もういやだけど転職して新しいとこ行くよりはましだと思ってた。ずっとここにいようって思ってた。

でも、ちょっとしたきっかけで、社員食堂に転職した。

職人肌のチーフに変なタイミングでキレられたり、熱々のトングを投げつけられたり、あなただけ楽な仕事しかしてないとか謎な同僚に因縁つけられたり、いろんなことあったけど、転職よりはましだと思ってた。ずっとここにいようって思ってた。

ところが。会社側の都合でその食堂が閉鎖になった。みんなバラバラに他の会社の社員食堂に異動した。

それが、今の職場。

そこには、Dさんという社員がいて、みんなその人の言うことを聞いてる感じだった。ボスって感じ。

Dさんの好きな人と嫌いな人は一目瞭然。
嫌いな人の行動に逐一文句をつけ、こんなことしたあんなことしてたと、他の社員に話してる声はみんなに聞こえてる。

嫌いな人が急用で明日休みたいって言うと、はい大丈夫です。って言う。あなたいなくてもなにも困りませんよ?って裏の声がまるまる伝わるようにわざと言ってる。絶対。


でもみんな、全然悪く言ってなかった。
だれも文句を言わない。影でも。

20年以上ここで働いてる年配のパートさんがほとんどだからかな。辞めるとかの発想がゼロなんだろうね。我慢しないわけにいかないから、嫌われてるとか意地悪されてるとか、自分の中で認めしまったら、もう耐えられなくなるから、気づかないふりしてるのかな。



Dさんがいちばん嫌いなKさん。ちょっとおせっかいなところはあるけど、すごく丁寧にいろんなこと教えてくれた。だからわたしは大好きだった。

Kさんがわたしにあれこれ教えてるのが気に入らなかったDさんは、わたしに教えるのはTさん(お気に入り)だけにしようって決めて、わからないことはTさんに聞いてねって言ってきた。

で、Kさんに、いろんな人があれこれ違うこと言うと混乱しちゃっていちばんかわいそうなのうわの空さんだから、口出ししないでねって言った(丸聞こえ)。

わたしだって、うまくやっていきたかったから、なるべくTさんに聞くようにはしてた。でも、その時近くにいる人に聞くことだってある。それにこっそり確認したいこと(もう何度も教えてもらってることとか)はKさんに聞いたらちゃんとこっそり教えてくれたから、どうしてもKさんに聞くことが多くなった。

その後、わたしに対しての、Dさんの態度が少しずつ冷たくなってきたのに気づいた。

まず、言い方がこわい。とにかく冷たく無表情。

わたしの仕事してる様子を後ろから見ていたのはDさんなのに、そのやり方はダメだと言ってくるのは他の社員とか。

わたしがトイレに行ってる間に、わたしがすべき仕事をこれ見よがしにやってるとか。

これはきたなって思った。ここにいちゃあかん。

ここで働くには、Dさんを敵に回しちゃだめらしい。でもわたしは、Dさんに媚び売って一緒にKさんに冷たくするなんて、絶対やだ。

ブラックな職場でお前らは低能だと言われても、理不尽にトング投げつけられても、辞めたくないって思ったのに、わたしはここには耐えられない。むりだ!




ここからのわたしの逃げ足の速さよ。笑

なんでもいいから理由をつけて、1週間休んで、電話で辞めます言いいました。で、来週から他のお仕事始めます!笑

こんなくだらないことで神経をすり減らしてる時間はないのだ。

わたしは逃げたけど、負けてはない。

って思ってる。(番長降臨)笑

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