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#渡會将士
クリスマスの朝の子どものように目覚めたい。目覚めたいな。
こないだ病院に検査結果を聞きに行ったとき、先生が「大丈夫」を繰り返してくれただけじゃなく、いろんな言い方で「心配ない」ことを伝えてくれた。
その時は、ずいぶん優しい先生だなあって思ったけど、たぶんわたしがすごく心配そうな顔をしてたんだろうな。
わたしとしては、今はその病院へ行く時にしか乗らない電車の、いろんな思い出に気持ちを持って行かれていたし、終わったら必ず行く公園や、そのあとランチをしよう
ブルーでも虹のように七色の相槌で。
お盆の早朝は誰も歩いてなくて静まり返っている。
このあたりは、お盆に、どこかに帰省する組と、どこかから帰省してくる組と、どっちが多いのかなって、毎年思うけど、そんなのいろいろだよねってこないだ気づいた。
わたしだって、こないだまで帰省する組の一員だったけど、今はおかえりって迎える側になったもんな。
ずっと変わらないって思ってたものは、あっというまにひっくり返って、そうなったらそうなったで、そ
ここに朝日がさしているぜ。
金曜日の午後に、職場の人から電話がかかってきて、そのひとは泣きながら、自分がされた理不尽ことや、言われたひどい言葉を、わたしに訴えてきた。
「だからってなにして欲しいとかじゃないんです。」と言っていたし、「聞かなかったことにしてください」とも言ってたけど、まあ、聞いてしまえば悩んでしまうよね。
誰かに聞いたリアルっぽい感動を借りてきて
嬉しそうに話している
またそれをまた貸しして
こんなこと
一度きりの人生だからじゃなくて、ただ楽しんでこうよ ベイベー。
トンネルを抜けるとそこは雪国だった。
っていう初体験。
トンネルを抜けたら別世界だったけど、そこは地続きで、
トンネルに入るのも、抜けるのも、案外簡単だと思った。
「初めて」には、それほど心動かなくて、それは「いつも」の延長線上にあって、「生活」に戻るのが少しゆっくりなだけで、ありがとうと思うのはその、「いつも」の方だよね?って確認した。
❄️
タイトルはわたらいさんの歌。
雪国から