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新たな旅行の仕方~オンライントラベル

オンライン旅行と一言で言っても

海外に行く予定がぜーーーんぶなくなりました。それでにわかに出始めたオンライン旅行をさっそくバンバン試しました。試してみると、一言に「オンライン、バーチャル旅行」と言っても、いくつかパターンがあることに気が付きました。

1:スミマセンツアーズ

1つめは、こちらのギリシャツアー。現地在住の日本人女性が、ズームでリアルタイムにつながり、その方が実際の旅行ツアーに沿って、すでに撮影した写真や動画をスライドショー的に紹介する形でした。

つまり、リアルタイムで「あっち行ったり、こっち行ったり」しません。現地の雰囲気は、ガイドさんも映るのでそれで感じられますが、あとは録画となるので、個人的には物足りなく感じました。ズームには30名ほど参加してました。

でもお値段は確か1000円を安く、他に参加している方々は「実際に行きたくなりました!」などの感想を寄せていました。

2:トラベルアットホーム

次はマイナーな国が多い、オンライン旅行です。アフリカも多く、ウガンダでツアーしました。1対1で、ちょっとだけ日本語を話せる現地の青年が、首都のカンパラ名物、バスターミナルの周辺を巡りながら「こんな店があるよ」「バイクタクシーだよ」「この水道はコロナで設置されたよ」と教えてくれます。

旅慣れた私はこちらの方が楽しかったです。現地の生の情報がリアルタイムで伝わって臨場感もあるし、やっぱり英語で話した方がちょっと今までの旅感に近かったです。

3:バーチャルサファリ

最後にやったのは、バーチャルサファリです。これは、毎朝撮影しているサファリの映像をこちらの意向に合わせて「よりすぐった」映像を1時間にまとめ、それを実際のレンジャーと一緒にガイドを受けながら見ます。

サファリもアフリカも行ったことがあるので、あの大自然の中で悠々自適に象が歩く感じや、風の音、風に揺れる木々、象が鼻で池の水を飲む音、チーターの声、などかなり映像に入り込め楽しかったのですが、レンジャーが良かれと思って急に「バチッ」と映像を止め、説明に入ることがありました。一気に現実に戻された気分で、ここはちょっとがっかりでした。

こちらはもし興味のある方がいらっしゃったら、繋ぎますのでお声かけ下さい。言語は英語になります。

回想コーナー

私は子供のころから生粋の旅行好きでした。世界地図を授業中に眺めて、別の大陸で生活する、服装も顔つきも生活も違う人たちを想像してワクワクしてました。

大人になって、世界を行ったり来たりする仕事に就けたのは、とても嬉しくて、毎回ワクワクしながら、アフリカ行ったり、ヨーロッパに行ったり、中南米に行ったりしてました。日本に半年もいると、ウズウズして、イライラし始めるタイプでした。

今回のコロナで、まさか飛行機が飛ばない時代が来るなんて。

でも、旅行業界も大きな転換点の一つかもしれません。私も今までの旅行欲が嘘のように消えていきました。行けないなら行けないで、国内での移動を楽しんでいます。それに、最近は飛行機が排出する排ガスが、世界のビジネス産業全体のかなりの量を占めることも指摘され「旅恥」なんて言葉も聞かれるようになってきました。

でもこれって、じゃあ、その産業を失くすのか?そんなわけないでしょ。じゃあ、私が旅行止めたら排ガス減る?いや基本減らないでしょ、という話で、結局もっとエコな飛行機の開発しか答えはない気がします。

まあ地球のことを考えても、あとは衛生や健康面でも、今後はさらにオンライン旅行が主流になるかもしれません。ましてや3Dや360°カメラがもっと普及したら、家で海外旅行気分を味わうのが普通になるかもしれませんね。



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