ああ、中学生の頃からお付き合いをしていた作品が旅立っていった。 あの頃は歳上だった登場人物がみんな歳下になって、彼らの思春期的な悩みや苦しみをある程度達観して見ることが出来るような年齢になってしまったし、彼らの成長を見れたことがとてもくすぐったく感じる。彼らの個性や人生全てが尊い。 さて、最終巻に対する感想を述べるとすると、だいぶ辛口になる。 これまでの作品に競べて文章が直接的だ。正直なところ、物語の持つ底力に助けられている。物語に通底している大きな流れがある。それは正
本日、土星が水瓶座に入りました。 だからというわけでもないですが、水瓶座について思うことを書こうかと。 水瓶座は基本的に、自分の頭で考えているなあと感じさせるような星座です。 そしてそれがブレない、宝物のような知性。 決して周りと闘うわけでもない、こだわるわけでもない、けれど知性がゆらぐことはなく、そのその人個人からしか現れえないような視点に、周囲は「一生ついていきます」と言いたくなるような感じ。 だから、コミュニティーにいると風通しがよくなります。だれと癒着するこ
まずは、『緋色の糸の研究』から。 断片的に感想を言っていきます。 ◆感情を切り離した音 気になったのは、ピアノを奏でるときに感情を一切含めずに弾けるということ。技術面が高いのは十九郎ならそりゃもちろん、なのですが。小出しでもなく、感情を一切含めずに弾くことを強いられた理由は何なのだろう？と。一般的には、感情を出すと弊害がある、感情を出さない方が受ける時にそういう音楽になるかと思います。 そして、圧し殺した分、溜まって、もっと強いものを欲求してしまうものだと思います。
今日髪を切ってもらいに行った。 とても好きな友達に、素敵なヘアサロンを紹介してもらって、そこで出会った美容師さんがすごくて。 かわいくて(女性専門とwebでは書かれている)。 腕がたしかで(実は私が気に入る髪型を作ってくれる初めてのひと)。 ヘッドスパやマッサージがうまくて(寝た)。 髪の扱いを教えるのがとてもうまくて(めんどくさがりな私でも再現可)。 まとめると、年下の可愛い美容師さんなんだが、美容師のお仕事の楽しみは、「目の前にくるお客さんの正解を探す」ことな
仕事をしていると、愛が足りないな、と思うことがままある。 部署同士、係同士、担当同士の仕事の押し付けあいや、分担のせめぎあい、利害の戦い。 それが色んなレベルで起きている昨今。 仕事に限らず、何でもそう。 けれどそんななかで、愛を持っている人に出会うと色んなものが浄化されていく。 愛と利害がとてもせめぎあって、それぞれが連鎖していく世の中だけれど、自分のために、愛を自分で増やしていく骨太な力を身に付けたい。 それには、ただ差し出す心を持っているというわけではなくて
最近はKindleでマンガを買うことにはまりつつあります。 本当に好きなものは物としてコレクションするけどもね！ さて、本日発売の『赤髪の白雪姫』20巻の感想です。 ☆ いつもこの作品からは、「ただただ生きること」の尊さを思わされます。 ファンタジーや少年マンガでもよくあるような明確なゴールがない。(海賊王とかヴォルデモートとか) それに向かって強くなるわけではない。 それぞれの生業が淡々とあって、その時期によってどこがフォーカスされるかが変わってくる。 ☆
aimerの新曲『花びらのマーチ』のMVに、けやき坂46の佐々木美玲が出演すると聞いて、両方好きなので即飛びで観賞。 そこで感じたのは、佐々木美玲の笑顔の種類なのだった。 『期待していない自分』でセンターをつとめていたときに、苦しそうな顔や決心したような凛とした顔などをたくさん観ていたのだが、実はどうもしっくりこない。 演技力は素晴らしいし、感情の蓄積がないわけでもない、何でだろうと思っていたのだが。 たぶん佐々木美玲は笑顔でいる人なのだ。 それも、色々なものを踏ま
自分の能力だったり技術だったりを最大限に出すために、本気を出すことがある。 ステージでのパフォーマンスもそうだし、仕事のプレゼンでもそうだし、ファッションもそうだ。 けれど、本気を出すと、むしろ出せば出すほど、何やらウケが悪いことはないだろうか。 例えば、かっこつけてるように見えたり、媚びてる可愛さのように見えたりすることで、嫌煙されてしまうようなエピソードである。 そこはうまい人もいる。本気を出すほど応援される人も、好感度を上げる人もいる。 けれど、そんな人たちを
あけましておめでとうございます！ 新しい一年を向かえて気持ちを新たに… と思いつつ、頭の中に残ってるのは、年末のアイドルのステージの数々。男性アイドルも女性アイドルもそれぞれのやり方で輝いている様がとても素敵でした。 その中でも、私的にいちばん目を惹いたのが、乃木坂46の堀未央奈。最近は黒髪ボブだった彼女が、黒髪ロングに…！ デビュー当初は黒髪だった彼女が、西野七瀬が卒業するタイミング、年末のステージラッシュのタイミングで黒髪ロングに戻すことに、感慨を覚えます。(エク
世界の平和のために必要なもの。 例えば、人のために犠牲になりたくない、そっちの方がずるい、など炎上の中に。 色恋を投入してみるのはどうだろう。 なんならエロでもいい。 あの人に釣り合うようになりたいと思う人が出てくるかもしれない。 あの人を手に入れるためには、手持ちの力をどれだけ使えば、どれだけ成長すれば良いだろうと思うかもしれない。 本当は犠牲とか力を差し出すとか、そういった類いのものは、欲望とセットじゃないと出来ないのではないか。 欲望がないなら、力なんて出
世界を愛せば、世界に愛されるそうで、今日はなるべく愛してみた。 人のために少し仕事を頑張ってみただけなんだけど。 そしたら、色んなひとからお菓子をもらえた。 世界はまあるいとは、循環していることを言うのではないか。 需要と供給が、金銭レベルでも精神レベルでもアンバランスになる時代で、適度に差し出すことが、人の価値になりつつある。 軽く差し出せるものを差し出したら、もっと軽くなれる。 そこでは、軽いか軽くないか、を感じわける感性を持っているのが、いちばん大事なの
かくいう私もそれなのですが。 そういう人意外に多いのではないかと思います。本当にしたいなら出来るはずなのに何なんだ！どっちに努力すればいいのかもわかんねえ！みたいな。 そんな人に向けて、私が思うところをいくつか書いてみようかと思います。なにせ、婚活を細く長く続けた結果、人の紹介なり婚活アプリなり偶然の産物なり、累計100人以上とはやり取りしてきたという実績が…（何なんだそれは…） ◆いま現在結婚していない理由 私は純粋に、「結婚するデメリットが、結婚するメリットを上回
“どんなことがあっても、自分を受容する” と決めていると、怖いことがどんどん減っていく。 誰かとケンカしても、ああそう私こういうことでイラッとするんだよねとか。 何でもスマホで調べちゃうのを、私知りたがりなんだよねとか。 そうすると、いつのまにか、日々が発見に満ち溢れる。
自分の中にバラバラのパーツがいくらあったって。 それらがどんなに葛藤を生んでいたって。 それを生んだ私は一つ。身体も一つ。太陽も一つ。 自分の中に沢山の自分があると心理学では言うけれど、私達人間は“一人”という単位を持って生まれてくることに、きっと意義があるのだ。 だから、沢山の自分を“一人”と見なしなおすことだって、自然なはず。 集中して、集中して。 私のいちばん大事なもの。 階層を泳いだら、絶対に絶対に、見つかる。 唯一無二の在処。
