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マイ支援論を10個にまとめました。

常に支援スキルを高め、チーム内の就労支援力を底上げすることこそ、メンバーたちの「なりたい姿」や「やりたいこと」を引き出し、その実現に向けてサポートすることができます。つまり、メンバーの満足度を高めること。これがまさに就労継続支援B型事業所が良好な場所かどうかを決める基準だと捉えています。

三休は毎月ケア会議を開催し研修する時間をつくっていますが、その際に「世古口さんたちの支援について意識していることを教えてほしいです」と昨年からスタッフに加わった人から言われ「よし、来月はそれをしよう」となりました。その第1回は「世古口の支援論」。良い感じにまとめたのでnoteにまとめようと思い、いまつらつらと書き直しています。

そもそもの前提として、「相手を思いがまま変えることはできない」「相手を完全に理解することはできない」を持つ。この前提があるからこそ、メンバーたちと信頼を得る必要がある。そのために、

相手とはなすこと→雑談・相談・その中間などの階層的だが、その相手との関係性によってこちらで意図をきちんと持つこと。

相手と関わること→仕事をつくり環境を整え一緒に働くのが僕たちの仕事。そして相談に対し誠意を持ち対応する・ニーズに対し行動で示す・あえて作業をお願いし感謝を述べる。その積み重ねで信頼が生まれる。

信頼をつくること→ここではじめて個別支援計画が具体的となり生きたものになる。この計画に応じ、どんな声掛けが適切か、どういう役割をお願いするかなどを考え実行、そして評価する。

この3つを繰り返すなかで、僕たちが彼らのことを理解すると同時にまた彼らが僕たちのことを理解する。そしてメンバーが捉える三休が「主体的・安心・居場所・・」などのポジティブなものになっていくことを目指す。またこの繰り返しをすることで「相手を思いがまま変えることができない」から「相手が変わりたいと思える環境や声掛けを考える」、「相手を完全に理解することはできない」から「相手のことを知り、どういう気持ちかを想像する」、そして、日々の仕事にケア的要素を紐づけ、彼らがなりたい姿に近づけるようにしていく。

そのなかで、支援において具体的に意識していることを10個にまとめました。

1.待つ→ついつい自分軸で測ってしまいがちですが決心する・行動するスピードは人それぞれ。相手の人生だから相手主体を意識する。

2.準備をする→メンバーの決心がついたときや就労に向かわれたときにハローワークとつなげたり実習を用意したり「この作業がしたいのに」のメンバーがいればどう準備したらできるようになるかを考える。

3.引き出す→三休に通所するメンバーはほとんどの人たちが自信がないし自分に得意なことはないと思っている。メンバーが持っている強みや好き、得意や思いを引き出すことこそ支援者が持つべきスキルだと思う。そしてその引き出されたことを仕事に落とし込むことで自信につながり、次の一歩に進むきっかけをつくる。

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