「ヴィーガン」が嫌いなあなたへ
タイトルでもう叩かれそうですが、いいものが思いつかなかったのでご容赦ください。
早速本題に入ります。
先日、このようなツイートをしました。
予想外に拡散され、ヴィーガンをあまり良く思わない方たちから、沢山コメントや引用ツイートをいただく結果となりました。
それ自体に驚くことではないのですが、集まったコメントを見ていて、とても興味深い共通点があったので、今回はそれについて自分の意見をまとめてみます。
これらは私個人の意見ですので、ヴィーガンの方全員のものではありません。
①ヴィーガン=押し付けと感じる人が多い
まず、私は皆さんと面識がなく、ヴィーガンを押し付けたり、お肉を食べるな!と言った覚えはありません。
ツイート本文にも、そのような内容は書いていないはずです。
ただ皆さんの多くが、ヴィーガンの発言に対し「押し付け」「強要されている」と感じるのは、これまでのヴィーガンの方の活動をニュースなどで見聞きした経験上のものだと思います。
お肉を食べることは生活の中で欠かせない当たり前の行動であり、その行為をやめよう!という訴え自体に不快感を覚えるのだと思います。よく分かります。
もし余裕があれば、その感情から少し離れて観察してみませんか。
ヴィーガンはどうぶつの犠牲をなるべく減らそうという活動ですが、その行為に嫌悪感を感じるのはなぜでしょうか。
自分の生活、特に食生活を誰かに言われて変えたり規制するなんて、まっぴらごめんだ、という感情からでしょうか。
もしそうお考えの方がいらっしゃれば、強調しておきたいのですが
あなたは何も押し付けられてなどいないということです。
この文章を読んだ今日、この後焼肉に行かれるのも自由ですし、私は何の権力もありませんので、誰にも何かを強制することは不可能です。
どうか、ヴィーガンの方の発言や発信に過剰なまでに反応してしまっていないか、ご自身のコメントを再度読み直していただきたいな、と思います。
②ヴィーガンは上から目線で不快
また、ヴィーガンが「達観している」「真理を知っている」ような上から目線で不快、という意見もありました。
それについては、単純に、ヴィーガンの方は工業畜産などのどうぶつ達に関するドキュメンタリーなどの映像を沢山見たり、記事を読んだりする中で、
(畜産などに従事されていない)一般の方より情報が増え、知識量に差があるために生じているのかな、と思います。
前提になる、知識量に差があるので、お互いにお互いを理解し合えず議論は平行線になり、勿体無い状況だな、と感じています。
▫️提案
そこで提案なのですが、ドキュメンタリーを一つでいいので見てみませんか。
ヴィーガンかどうかに関わらず、食は全ての人に関わることです。
そのお肉がスーパーに並ぶ前にどのような過程を経てきたのか、「命をいただく」感謝があるのなら、知っておくべきではないでしょうか。
私自身は、知りたくない、向き合いたくないと思っていましたが、3年前にようやくきちんと考える時間ができ、映像を見て、初めて本当に「知った」ように思いました。(もちろん現場に行くのが一番ですが)
その映像を見たうえで、その後に食生活を変えても変えなくてもいいですし、何を食べようが、もちろんあなたの自由です。
個人的におすすめの映像を下記に記載しておきます。どれでもいいので、お時間ある時にぜひ見てみてください。
▫️おすすめの映像
Dominion 2018(日本語字幕)
https://youtu.be/LQRAfJyEsko
なぜVegan? 英国の大学での講演
https://youtu.be/Z3u7hXpOm58
NEtflix
What the health:健康って何?
https://www.netflix.com/title/80174177
Cowspiracy:サステイナビリティ(持続可能性)の秘密
https://www.netflix.com/title/80033772
▫️まとめ
最後に、お伝えしたいことがあります。
私たちには選択肢があります。
映像を見る/見ない、肉を食べる/ 食べない
どうぶつ達には選択肢はありません。
それは本当に、全く、限りなくゼロです。
畜産、という命を効率良く食料にする仕組みの中で、膨大な数の命が今日も生まされ、殺され続けています。
全ての選択はあなた自身のものです。
その中に「どうぶつをなるべく犠牲にしない選択」もあるはずです。
私は選択に迷った時に
自分の心に合う方を選ぶようにしています。
私自身は動物が殺されたり、苦しめられている状況に胸が痛み、同情します。
心が求めないものは避けたいと思っています。
みなさまご自身が、知り、考え、心に従い選んだものであれば、それがいいと思います。
もし、映像の感想などあればぜひ教えてください☺️
長文お読みいただき、ありがとうございました。
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