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恋愛至上主義をなくしたい

私は今まで一度も恋愛をしたことがなく、恋愛至上主義な世の中が辛いです。ただ、子育てをして次世代に繋いでおられる方々や、人を愛する人の中で、私は普通にできていないというコンプレックスもあり、私が「恋愛至上主義反対」ということについて話すと、どうも否定的・攻撃的になりがちです。

ずっとしんどいと思っていました。が、うまく言えない。優しい人を傷つけてしまうかもしれない。誰かを傷つけずに、自分も傷つかない方法はないものか……

そんな中で、恋愛感情を持たないアセクシュアルやアロマンティックという方々がいることを知り、恋をしない人がいるのも当たり前のことなのだと思い、なんだかホッとしたのでした。

また、アンチナタリズムという考え方を知ったときも惹かれました。

どんどん世界人口が増える。逆に自然が減ってゆく。人は恋愛を賞賛し、恋をできない人を負け組のように言う。このままの価値基準で良いのか。

私は、世にある常識は、社会構造を変えないための集団洗脳ではないかとさえ思っています。政治家の失言(「女が子を産む機械だとすると」とか「LGBTは生産性がない」とか)を見ると、「人を駒としか思っていない」「多様性とか国民のためとか嘘じゃないか」「人口を増やして税金を多く取ろうということしか考えていないのでは」と不信感を持ってしまいます。

この洗脳が解ければ、世界の秩序が崩壊する?
人手が不足する?
本当にそうでしょうか……。


そんな考えでいた中、小佐野とまとさんのこちらの記事を拝読しました。

とまとさんのお話はとても刺激的でした。とまとさんには韓国人の彼氏がいるのです。つまり記事のお話には「恋をしたことがない人の、世に対する恨み節」といったものは入っていません。純粋なご意見であり、貴重な視点です。力強く、人を人として尊重する愛に溢れた文章を拝読し、心打たれました。

世界平和は、いじめや差別や戦争がなくなること……
それだけでしょうか。

「これが普通だよね」という概念がはびこっていることにすら気づかれないまま、じわじわと追いつめられていく人たち。多くの精神的束縛や息苦しさが、日本で年間2万人を超える、自殺の原因にもなっているのではないでしょうか。

小佐野とまとさんの他のお話も、ぐっときました。


小佐野とまとさんの記事を読んで、きっと世界にはいろんな考えの方がいるのだと思うと、なんだか心が軽くなったのでした。


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