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日本美適進化論:最強のバディ

人生の選択が仕事優位の場合、GOALまでのワクワクする過程を伴走する相手とは、信頼関係でつながっていることが前提です。表面的でうまい言葉頼りではプロジェクトが頓挫することもあるのではないでしょうか。仕事の信頼関係は時間をかけて人柄を理解し合いながら育むものから、才能や能力への憧れや敬意、その他ペースや偶然のタイミングが合うなどのセレンディピティを経験する中で築かれるものだと感じます。たくさんのご縁の中から、新しく挑戦するプロジェクトの運命共同体は、だからこそ必然ですね。

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それは、結果どのような形に納まったとしても、お互いの成長につながる経験への感謝があれば、次のチャレンジへのステップになります。ただ消耗品のように毎日を過ごすことと違って人生の鮮度がアップする理由がここにあり、時間の鮮度、出来事の鮮度、人との関係性の鮮度にこだわりを持つことは、ひとつの財産だとさえ感じます。人が一生のうちに出会う人数は30000人、近い関係になるのは3000人、親しい会話ができるのは300人、友達と呼べる関係が30人、そのうち親友は3人と言われています。世界人口78億人とするとほんの一握りです。出逢いがいかに大切かが分かりますし、自分の人生はその出会いによって生活の質がカタチづくられているのだと考えると、その扱い方によって過ごす時間の充実感が左右されますね。その中には仲たがいした方々とのご縁も含まれていますし、親しい方との距離間もタイミングも微妙に変化を繰り返します。たまに、人を「切る」という表現を使って人脈の整理をする方がいらっしゃいますが、それはとても傲慢なことで返報性の法則でいつかご自身に戻ってくるのでしょう。

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特に大きく人生に影響するのは、親友と呼べる3人との関係性ではないでしょうか。頻繁に関わりを持つ人と共有する時間の量や質が良いことが大きく生活の質を変える。私にとって縁のある親友たちは30年以上付き合いのある、お互い未完成な部分も含めて認めあえる友人たちです。でもいま感じているのは、親友がいても仕事では満たされないという事実。結局、人生を進める機動力となる仕事の決断は自分でしなければなりません。そこでたった一人求めている、危機を目前にしても一緒に手を携え合えるバディ。きっとそれが最強のパートナーだったりするのでしょうね。自分を支える「わたし」という存在と、実行する自分自身、そしてバディ。その3つの存在があってこそ満たされる何かがあると感じています。

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