魂とかみさまからのわかりやすいヒント

最近神戸に引越したのですが

その話の続きです。

引越し先の家を探すために

生まれて初めて神戸に行って

お目当ての家に入った時、ふと

私の目に留まったのは窓でした。

その部屋には

海の見える窓の内側にもう一つ、

木製のガラス障子がありました。

障子だけど、紙の代わりに

板ガラスがはめ込まれています。

その板ガラスが、東京の自宅の

ドアにはまっているガラスと

全く同じデザインだったのです。

曇りガラスに小さな四角の幾何学

模様がランダムに入っています。

この東京の自宅のガラスは、

私が一番辛かった時期に

突然十字架の形の光を現わす

ようになった、私にとっては

意味深いガラスでした。

東京の家のガラスの、

四角の幾何学模様から十字架が

浮かぶのではありません。

模様とは関係なく、

ガラスの向こう側に光源があると

光がガラスを通る時に十字架の形

になるのです。

縦の線と横の線が同じ長さの

十字架に円が重なり、

さらにその周りに光の輪が

できています。

ケルト十字と似ています。

（写真は東京のガラスです）

18年前、これを見つけた時に

ガラス製造会社にこんなガラスを

作れるのか確かめました。

それによると、

ガラスの表面に酸で模様を

削り出すエッチングガラスや、

ガラスにホログラムを埋め込む

ホログラム加工など、

特注すれば光源によって特定の

模様を浮かび上がらせることは

できるそうです。

でも私は特注していません。

築年数の古いマンションで

建築当初からあったガラスです。

また、削ったり埋め込んだり

すると、その部分にだけ

特定の決まった形が出ますが

東京の家のガラスの場合、

光源を近づけたり

人が近寄ると十字架は小さく映り

光源や人がガラスから遠くなると

窓ガラス全体に大きな十字架が

現れます。

また左右に人が動いたり

光源が移動したりすると

それにつれて光の十字架も

移動します。

つまりどこから見ても

見えやすい大きさで

見えやすい位置に現れるのです。

これがなぜ起こるのかは、

物理的には説明できません。

けれども18年前、

孤立無援だった私にとっては、

それはかみさまが私と娘を

見守っておられる徴(しるし)

でした。

家中のロウソクに火を灯して

たくさんの光の十字架を

二人でしみじみ眺めたものです。

そして今、そのガラスと同じ

四角い幾何学模様のガラスが

神戸の部屋にあるのを見て

はっとしました。

かみさまと私の魂が、

ここだよ！

と引越す家のヒントを出して

くれたと感じたのです。

その時はまさか光の十字架までは

出ないと思っていましたが、

それでも、

同じ幾何学模様のガラスがある

ということが、この部屋に引越す

決定打になりました。

ところが……。

管理人さんにご挨拶に行った話は

また次回に書きますね。

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工藤まみ

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