魂のエネルギーを照射して一瞬で癒す

引越しの話の続き、第４話です。

このマンションに引越すと決めて
管理人さんに会ったら、思い切り
胡散臭い目でじろじろ見られ
「東京のおばちゃんや！」
「東京？！かなんな！」と言われ

「これか、今回の課題は」と
思ったところでした。

管理人さんたちが悪いのではなく
私の傷を癒すため、
一緒に幸せを広げていくために
必要な状況が起こっているのだと
わかっていたから。

私は家に帰ると目をつむり、
心の中に青く沈潜する
人から嫌われることへの悲しみと
怖れをまっすぐ観ました。

そこに浮かぶ人々の顔や手や
怒声の間を抜け、
更に心の奥へ高みへと
突き進みます。

一番奥には私の魂が
いつも大きく輝いています。

この魂の光の中に
しっかりと意識を置きます。

その状態で、悲しみと怖れの
青黒いエネルギーの塊を、
光の下にぐいっと
引っ張り上げます。

その塊に向けて
白く輝く魂の光を
一気に照射します。

光はその塊を貫き、粉々にし、
それらに吸収されます。

悲しみのかけら達は
一瞬ちかっとしたかと思うと
雪のひとひらのように
あっという間に消えていきます。

全てが光になった瞬間、
心がすっと軽くなって
あくびが出ます。

心も体もゆるんで
息が深くゆったりします。

それから管理人さんのお顔を
思い浮かべてみました。

「私の傷を癒すために、
悪役を演じてくれてありがとう」
と心からお礼を言います。

心の中の管理人さんのお顔が
笑いました。

ちょっといたずらっぽい男の子の
ような笑顔でした。

その後は管理人さん達のことは
すっかり忘れていました。

けれども後日、面談に行った時
何人もおられた管理人さん達は
みんな温かく迎えてくれました。

私が差し出した小さな菓子折りを
ちょっと面食らったような顔で
受け取り

「かあいらしいな」
と和ませたお顔は
やっぱりちょっと男の子のよう。

「うちの階は、普段住んでなくて
ずっと留守してる人が多いんや。
あんたが来てくれたら良うなるわ」

「なんかあったら
なんでも聞いてや」

優しい…！

最初、もっと関係改善に時間が
かかるかと思ったけど、
あっという間でした。

あぁ、良かったなぁ
ありがたいなぁと思います。

一方その頃、神戸の家探しと
並行して行っていた、
東京の自宅のリフォーム計画は、
混迷を深めていました。

続きはそのうち書きますね。

写真は有馬温泉で食べた
お団子。
山椒が効いて美味しい！


魂のエネルギーで
最高の人生を実現する
エソテリックカウンセラー
工藤まみ

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