4パーミルイニシアチブってなに
なんと、2015年12月のCOP21でフランスが提案したことなんだって。
今は2022年。7年間経ってる。
4パーミルイニシアチブとは
土壌中の炭素の量を
(土壌:土。地球上の陸地の表面を覆っている鉱物、有機物、気体、液体、生物の混合物だって)
毎年4パーミル(1/4000)増やすことが出来れば
大気CO2の増加量を相殺し
温暖化を防止できる
という考え方
に基づいた国際的取り組み。
だそうです。
土の中にCO2を閉じ込めて
自分たちが排出してるCO2と相殺して
温暖化を防止できるってことかな。
★日本では唯一、山梨県が初めて参加してるそうです。(2020年4月~)
どうやって土にCO2閉じ込めるの
植物って、成長過程でCO2をいっぱい吸ってくれてるから
植物の中にはCO2がいっぱい。
ありがとー!ってなるんだけど
その植物は朽ちていってしまうと結局
今まで植物内に保ってくれてたCO2は
大気中に出てってしまうんだって。
落ち葉とか、枯れ枝とかって
野焼きしてたりするじゃん。
あれもめっちゃCO2排出してしまってるのよ。
そうではなくて、
それらを炭化します!たんか。
燃やし終わると(燃やし尽くすと?)
灰になるの。
燃やし尽くす前に、酸欠状態にすると炭にできるの。
そしてそれを土壌に貯留するんだって。ちょりゅう。。。
(人生で使ったことない熟語がいっぱい…)
ほいで竹林整備→枯竹→竹炭をつくるの。
私の大好きな尊敬すべき地元同級生がはじめた
BUNKAIですが。
日本では放置竹林が社会問題になっており
斜面の竹林は地滑りが起きやすいので
土砂災害の原因になったり
民家侵略の問題だったり、倒れるとめっちゃ危険。(固い重い)
かつて小学生の頃はちゃんと整備されて
同級生とその同級生たちの遊び場になっていた小学校裏の竹林も
20年以上経ち気づけばぐちゃぐちゃになってました。
今、そこをみんなで整備しています。
枯れた竹がわっさわっさあるので
無煙炭化器で竹炭を毎週作ってます。
こうやってつくる竹炭を土の中にまぜまぜすることで
ふっかふっかの土になって、
竹炭にある小さい穴に生物が住んでくれて
土がめっちゃ豊かになって、肥料になる!
お野菜が元気に育つねえ。
CO2減らせるし
土豊かにできて、肥料買わなくて良くなるかもしれないし?
もうみんなとりあえずそれで良くない?
温暖化はもう怖いしいやだー!
日本人は一人平均
1.8トン以上(年)もCO2を出して生きてるそうです。
トンだよ。トン。㌧㌧㌧㌧㌧
人生でトンという数値と向き合ったことあるかしら。
生きてるだけで温暖化に貢献しちゃってる
なのですが、週1回こうやって竹炭を作ることで
だいたい70kgほどCO2固定できているんだって!すごない!
この無煙炭化器は蓋と合わせて20万円ほど。
炭素固定して、畑に混ぜたいって思っても
自腹で買うのはちょっと迷っちゃうよね。
早く自治体がこの問題の深刻さに気付いて
そして4パーミルイニシアチブやんなきゃってなって
まずは農家さんに1台ずつ無煙炭化器配ってくれたらいいのに。
いっこ気になったのは
土の中にいっぱい炭素埋めることで
なにかのちのち悪い影響はないのだろうか?ということー!
また調べよー!
そこの読んでくださった方、
読んでくださりありがとうございました。
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