ちびまる子ちゃんに似てる
私は、昔からちびまる子ちゃんに似てると
たびたび言われてきた。
今も姉にあだ名を付けるとしたらまる子だと言われている。
それぐらい、ちびまる子ちゃんなのだ。
性格もぐーたらしてるし、
夢見る夢子なこともあれば、急に現実主義なところもある。
私は、おじいちゃんではなく
おばあちゃん、お父さんにごまをすりまくり
懐きまくり、おねだりしてはお小遣いを貰ったり買ったりしてもらった。
クリスマスは、なんだかんだおねだりにおねだりを重ねて3回貰えたこともある。
でも、もう大人になった。
それでも、私はお父さんに懐いては
ご飯を奢ってもらったり
そんな事が段々と苦しくなってきた。
だって、もうお父さんはお爺ちゃんに近づく年齢になってきたのだから。
ある日、姉に言われた。
「もう、お父さんの骨まで見えるぐらいしゃぶりついてるわ」と、、、
なんか分かんないけど悲しくなった。
しゃぶりいてる事じゃなくて、
お父さんが無理をしてる事に。
私は、ちびまる子ちゃんが好きだ。
昨日、Netflixで【お父さんとキャッチボール】という回を見た。
女の子だから、お父さんとキャッチボール出来ないの、お父さん悲しくないのかな?
男の子が良かったのかな?
そう思ったまる子は、不慣れなキャッチボールを一緒にやろうとお父さんを誘ってキャッチボールをする回であった。それを見かねた周りの男子同級生も玉拾いをし始め温かいお話であった。
翌日にはまる子もお父さんも身体中が筋肉痛になったというオチで終わった。
なぜか分かんない、だけど
その話を見て泣いた。
まる子が健気で、それに付き合うお父さんも
なんかいつもよりお父さんだったんだ。
その感じが、たまにお父さんと私との間に起こる雰囲気と似ていて、、、
そういう時に、お父さん大好きだってなる。
私は、
今年末には、入籍を予定している。
いずれ、子供を産むかどうかも考える時が来るだろう。
そんな時に、1番の恩返しがお父さんに孫を見せてあげる事なような気がして、、、
だけど、これから育てるのは今いるパートナー。
孫を見せたら喜ぶだろう。
だけど、色々事情があって授かる事も育てることも普通の人より険しい道が待っている。
そんなことを考えると、親に孫を見せてあげたいだけでは通らないと思ってる。
だから、悲しいけど
お父さんを最期まで面倒を見る。
これが、私なりの恩返しになるのかな?
と漠然と考えるこの頃であった。